頂上は360度の展望、三重県の錫杖ヶ岳へ

2021年2月27日(土)

山頂からの眺望に優れ、初心者に特におすすめと言うことで、私たちにピッタリで楽しめそう。

三重県亀山市にある錫杖ヶ岳(しゃくじょうがたけ)は、標高676mの山で、古くから雨乞いの山として知られているんだそうです。

私たちは加太登山口からのルート(加太コース)で、登りました。

駐車場は登山口すぐ近くの道路沿いに、20台ほど止められるスペースあり。道路沿いだけと、登山者駐車場と書いてあるので問題はなさそう。
土曜日なので多いかもと思ったけど、11時前の到着でまだ余裕がありましたね。
ここが登山口。
早速山に入っていきます。
この数字の標識、1から9まであって頂上手前まで200m間隔に設置されています。つまり頂上までは約2Kmということですね。山頂までの距離も書かれてあるので、途中分かりやすくていい。
水がほとんどない沢の中を通る道もあります。
800m地点を通過。
柚之木峠にはベンチもあって休憩できます。左へ行くと錫杖ヶ岳の山頂だけど、右へ行くと柚之木の頭というピーク。それほど高くない山なので、元気だったら帰りに寄ってみることに。
柚之木峠を過ぎると厳しい登りが多くなります。
残り半分を切った。
妻は苦労して登ってるますね。
所々でこの標識を見掛けます。
徐々に視界も開けてきた。
ついに9番目の標識、あと少し。
この辺りには鎖のある岩場もあります。
頂上に近づくにつれ、かなりの強風になってきた。
崖横に掛けられた、橋を緊張しながら渡り・・・
最後の急登、すぐそこに終点の山頂が見える。
12時20分、1時間半ほどかかって標高676mの山頂に到着。山頂は狭く、ここで昼食をして休憩するとなると3組ほどで満員になるかな。
先客が4人ほどいたけど、昼食を始めたのが2人組だけだったので、私たちも空きのスペースで昼食にすることができた。

錫杖ヶ岳は霊山とともに布引山地の北端に位置し、布引山地の中でも標高は最も低い。しかし、鋭く尖った山頂からの展望の美しさは随一、360度の大パノラマを楽しめます。
南東の方向、麓には錫杖湖があり周辺には公園もあって、こちら側からも登ることができるみたい。
遠くには伊勢湾も見えます。
北側には鈴鹿山脈が続く。
約40分の滞在で下山開始。鎖場を慎重に下って行きます。
柚之木峠手前の細い尾根。剥き出しの木の根がスゴい。
柚之木峠まで来ると、あとは緩やかな道を登山口まで戻るだけだけど、妻だけ先に戻り私はそこから柚之木の頭を往復することに。しかし、結構な急坂で道らしい道はなく、足元は砂混じりような乾いた土で、とても歩きにくい。

頂上に着いたときは、急いだこともあって息も絶え絶え。

頂上からは周囲に立っている木が見えるだけで、何もありません。このプレートだけを写真に撮って、妻を追うために急いで戻りますが、急坂の下りは踏ん張りがきかず、ズルっと滑りながら下りる感じでした。

それから妻に追いつき、無事二人で登山口まで戻ることができました。

初心者向けということだったけど、岩あり鎖場ありでちょっと怖い場所もありました。でも、またそれが結構楽しいコースでもありました。

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