奈良県 曽爾高原から倶留尊山へ

2019年11月30日(土)

夫婦ですっかり山登りにハマってしまいました。

今日は、「曽爾(そに)高原」から「倶留尊(くるそ)山」へ登ってきました。

曽爾高原では、10月から11月にかけてススキが一面を覆い、とても美しい景色が広がります。この時期はたくさんの人で賑わい、休日ともなると駐車場も溢れるほどなんだそうです。

でも、11月末にもなると、さすがにススキのシーズンも終わりで、土曜日でも人は少ないだろうと思って、出掛けてきました。
まあ、ススキはあまり期待していなくて、目的は山登りなのでね。

着いたのは11時20分頃、駐車場は7、8割埋まってましたが、すんなりと止めることができました。

駐車場から曽爾高原への案内板通りに少し歩くと、すぐにススキの広がる草原が見えてきます。柵の向こうは瓢箪の形をした「お亀池」。
近くで見ると穂先は白くなり、枯れ始めているかなと思ったけど、全体を眺めるとまだキレイ。
お亀池を周回する散策路を左回りに進み、池の反対側まで行きます。
お亀池周りの灯籠?は、日が落ちると点灯するのでしょうか?
ここから標高1,038mの倶留尊山まで、標高差340mほどを登って行きます。
少し登って振り返ると、お亀池から山の斜面まで広がるススキが見えてきます。
長い階段を登りきったところが亀山峠。ここから尾根伝いに「二本ボソ」を目指します。
お亀池が小さくなってきました。ここから見ると、水の量は少ないけど瓢箪の形をしているのがよく分かりますね。
こんな岩場もあります。
この展望広場あたりまでは、割と多くの人が登っていました。
この辺りまで来ると「この先は入山料が必要になります。」の看板や、周りは木ばかりで景色も良くないので、グッと人は減り登山客だけになります。
しんどさも増し、休憩する回数も増えて・・・
到着したのは、二本ボソに建つ小さな小屋。
ここで、入山料の500円を支払います。不在のときは、下に見えているポストに投入するようです。
なんでも二本ボソや倶留尊山は私有地で、登山道整備のために入山料を徴収しているんだそう。
お金を払って小屋の横を更に20mほど進むと、標高980mの二本ボソ山頂に到着です。
今日は天気も良く、伊勢湾が見える(小屋の前に書いていた)ということで、確かに海らしきものが見えていました。写真ではイマイチ写りが良くないので、ちょっと分かりにくいですね。
ここから倶留尊山との標高差は60mほどなんだけど、一旦下ってからまた登るんだよね。
またこの下りの登山道、日が当たらないのか濡れている箇所が多く、滑り易くて怖かったですね。
倶留尊山がはっきりと見える場所がありました。
最後のキツ~イ登りかな?
スタートから1時間40分かかりました。午後1時10分に倶留尊山山頂に到着。
5、6組ほどの先客あり。皆さん昼食の真っ最中。私たちも空きの椅子を見つけて早速お昼にします。

この時間も楽しみのひとつですね。コンビニ弁当でもなんでも、景色を眺めながら食べるのが最高に旨い。
このように、たくさん連なる山を見ても、この中のひとつも山の名前を知りません。
少しでも知っていればまた楽しいのかな、と思うのですが、どうすれば覚えられるのかなあ。
休憩したのは約30分。来た道を戻ります。
下って行くのは、それほど息も上がらないので、ペースは早くなるけど、やっぱり足にきます。
亀山が見えてきました。往きはお亀池から亀山峠に登ってきたけど、帰りは亀山を経由して下りて行きます。
亀山手前の山に登って一旦下るんだけど、その下りにあるこの岩場はチェーンがないと降りれないですね。
標高849mの亀山に到着。最後登りきったあと思わず座り込んでしまいました。
ここからは、ずっと下りの階段が続きます。
もうあと少し、しかし膝はガクガク。まだまだ修行が足りんなあ。
この落葉したモミジの絨毯の道はキレイでした。

駐車場に戻ったのが、午後3時20分。これから夕暮れにかけて、夕日と共に美しいススキが見られるということで駐車場もほぼ満車状態。

私たちはすっかり疲れてしまい、とにかく早く帰ろうと車に急ぎました。

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