大和葛城山のススキ

2021年10月8日(金)

大阪府と奈良県の境にある大和葛城山(標高959m)に登ってきました。北には二上山、南には金剛山があって共に金剛山地のひとつになります。

5月には山頂一帯に咲くツツジが有名で、山頂までロープウェイで行けるため、ツツジの時期は多くの観光客で賑わいます。

秋は紅葉が楽しめますが、時期的にまだ早く今はススキが見頃です。

山頂への往復はロープウェイではなく、もちろん自力で登ります。
登山口はロープウェイ側ではなく、頂上を挟んで反対側の水越峠から、ちょうど奈良県と大阪府の境になります。
登山道は比較的整備されているんだと思いますが、とにかく階段が多いです。
このような標識が所々にあります。

標識にあるダイヤモンドトレールとは、北は奈良県香芝市の屯鶴峯(どんづるぼう)から、大阪府最高地点のある金剛山や河内長野市の岩湧山を通り、南は和泉市の槇尾山まで続く全長約45キロメートルの自然歩道だそうです。

このルートもダイヤモンドトレールの一部なんですね。

ずっと続く先の見えない階段ですね。
階段横が歩けるようだと、このように自分の歩幅でゆっくりと登ります。
緩やかな道も少しの間だけ。
休憩するようなベンチもなく、立ち止まったまま暫しの休憩。
まだ、頂上まで1.3Km、半分ほど登りました。
更に階段は続きます。
登り続けること1時間15分ほど、少し開けた場所に出ました。
更に10分ほど歩くとパラグライダーの滑空場所があります。それにしても、ここから飛び出すのは、どんだけ勇気がいるんだろ。
ここまで来ると、後は頂上までなだらかな道になります。
この辺り一帯が、5月になると見事なツツジが見られるところですね。
しかし、ロープウェイを利用しても、ロープウェイを降りた葛城山上駅から、山頂まで650mほど歩き、更に山頂からここまで400m歩く必要がありそうです。「つつじ園」の中も結構広そうなので、結構な距離を歩かないといけないですね。
頂上も近くなり、斜面一帯に咲くススキの草原が見えてきました。
見上げると、秋らしい雲が広がって青空をバックにススキもよりキレイ。
この景色を見ると、しんどかったことも忘れそうですね。
頂上付近まで来ると日陰がなく、風もあまりないので暑いです。
山頂に到着、約2時間かかりました。多分ペース的には遅い方だと思います。
遊歩道なんですが、背丈ほどのススキで前が見えません。

・・・途中で見つけた花たち

バックに見えるのは金剛山です。
これはリンドウですね。私にも分かりました。
戻り道に「つつじ園」の中を歩いていると、何故かここだけツツジが咲いていました。春が来たと勘違いしたのかな?

水越峠からの往復は階段が多くて結構キツかったけど、 山頂一帯のススキはとてもキレイで良かった。 1時間ほど山頂で過ごしましたが、秋を楽しめました。

次は5月のツツジも見てみたいですが、かなりの人出になるみたいで車では駐車するのが厳しそう。

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