奇岩・巨岩の金勝アルプス

2020年12月12日(土)

滋賀県のびわ湖南部にある「金勝(こんぜ)アルプス」へ山登りに行って来ました。
金勝アルプスは鶏冠山(けいかんざん)、竜王山の山々を言い、稜線にはたくさんの巨岩、奇岩が続き、特に天狗岩の上からは琵琶湖の素晴らしい眺望が楽しめます。

登山口のある大津市の一丈野駐車場に10時20分頃到着。駐車料金700円を支払います。

ここから鶏冠山を目指し、更に天狗岩へ向かいます。

一丈野駐車場からの登山道、しばらくはなだらかな道が続きます。
途中、こういった標識が所々に設置されていて、確認できるので安心。標識のとおり、北谷線を通って鶏冠山に向かいます。
なだらかだった道も徐々に急坂に変わり、息も上がって立ち止まる回数も多くなります。
鶏冠山の少し手前、標高444mの小鶏冠山に到着。
ここまで標高差270mほど、距離にして2Km足らずですが、約1時間かかりました。
小鶏冠山から10分ほどで、標高491mの鶏冠山に到着。ここから天狗岩を目指しますが、更に1時間ほどかかる見込み。
ここからは一旦下って行きます。
天狗岩、耳岩方向に進みます。ほぼ一本道なので間違うことはないですね。
徐々に岩が多くなってきます。
こんな岩場や・・・
こんな岩の間をくぐって進むのですが、変化があってなかなか面白い。
天狗岩が見えてきました。この辺りになると眺望もよく、びわ湖を見渡すこともできます。
岩の間の細い道が続きます。
もう間近ですね。
ここから天狗岩には、左方向から回り込んで、後ろ側に向かうようです。
鶏冠山から1時間10分、天狗岩に到着。休憩する人たちで結構賑わっています。

右手に見える滑り台のような岩から天狗岩の上まで行くことができるのですが、降りて来る人たちもたくさんいるみたいなので、先に昼食をすることに。

なんとかスペースを見つけてランチタイムですが、その間に皆さん移動を始めていたようで、昼食を終わる頃にはほぼいなくなっていました。

なので、いざ天狗岩へ・・・最初ロープを使って少し登り、その後岩と岩の狭い間を通り、最後は自力でよじ登ります。
岩の上は3、4畳?ほどの割と平らなスペース。でも、柵がある訳でもないので、中ほどに立っていても恐いです。

この景色は東寄り方向の眺めだと思います。中央あたりに薄っすらと見える形のいい山が、近江富士と呼ばれる「三上山」です。
とりあえず、びわ湖側の写真を2、3枚撮り、上がって来る人が数人いたので、少し待ってから降りました。
降りる途中なんですが、こんな狭い所を通って上がって来たんですね。
天狗岩を後にして帰りは別ルート。来た道を戻るのではなく更に進んで行きます。
来る時と逆方向からの天狗岩の眺めです。
登ったのは一番上の大きな岩ではなく、向こう側にある岩・・・かな?
ビミョーなバランスで乗っかっていて、ちょっとした地震でもあれば落っこちそうなんだけど、大丈夫なのが不思議。いつからここに立っているんだろ。
この辺りからは天狗岩線のルート。ひたすら下って戻りますが、ロープがなければ厳しい道も多い。
ここにもビミョーなバランスで立っている岩がありました。ちょっと押せば倒れそうな感じがするのですが・・・。
この天狗岩線の戻るルートは、ほぼ岩ばかりの険しい道。
やっと下山できました。この辺りはキャンプ場の敷地内のようです。
キャンプ場を抜けると出発地点の駐車場。約3.1Kmの下り坂を1時間半かけて戻ってきました。

結構疲れましたが、単純な山道ではなく岩の間をくぐり、岩に登り、ロープあり、鎖ありのバラエティーに富んだ楽しめる登山でした。

他にもたくさんのルートがあるので、次回は別ルートで登るのもいいですね。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

スパム対策にご協力を。半角数字でどうぞ。 *

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください