2018年10月上旬
白馬ひふみの朝、さすがに疲れてグッスリでしたが、朝はやっぱり、二人とも早く目が覚めてしまいます。
疲れはもちろん残っているんだろうけど、それより身体中が筋肉痛で動作がぎこちない感じ。
昨年ひふみに宿泊した時は、宿から一歩も出なかったので、今回は朝の散歩に行こうとなり、早朝の宿近辺の散策に出掛けました。
多分これと言って何もないんだろうなあと、思いながらも5~10分ほど歩いて、少し大きめの道に出た時でした。山の方向を眺めながら話をしているご夫婦(と思われる)を見かけて、なんだろうと同じように山の方を見ていると、その男性の方から「あそこに見える山が、左から・・・です。」と、丁寧に教えてくれたんです。
それがこの写真なんですが、残念なことに雲がかかってよく見えません。
白馬三山と呼ばれる山で、鑓ヶ岳(やりがたけ)、杓子岳(しゃくしだけ)、白馬岳(しろうまだけ)の3つの山々です。
お雲が途切れることはなかったけど、暫く眺めてから宿に戻りました。収穫のあった散歩でしたね。
今日は松本市までの移動で、途中いくつかのポイントを観光しながら今夜の宿に向かいます。
●白馬ジャンプ競技場
最初に向かったのは「白馬ジャンプ競技場」です。
1998年の長野冬季オリンピック会場になった、スキージャンプ競技場です。もう20年も前のことだったんですね。あの盛り上がった団体戦の金メダルは・・・。
もちろん今でも競技に使われていて、私たちが行った時も練習をしているジャンパー達を見ることができました。
左がノーマルヒル、右がラージヒルで、このように間近から見ることができるのですが、下からだけでなくリフトと、中央に見えるスタートタワー内のエレベーターを使って、スタート地点の観覧ステージまで行くことができます。
ノーマルヒルとラージヒル、それぞれのスタート地点から練習風景を見れるのですが、さすがに高いですね。こんな高さから滑っていくんです。こちらがノーマルヒルです。
次にラージヒルまで移動しますが、スタートタワーのエレベーターで4階まで行き、そこからちょっと長めの階段を上って行きます。
しかし、階段がこのように網目状になっているので、下が丸見え状態なんですね。高所恐怖症の方はちょっと無理かと。
こちらがラージヒルです。高さの感覚はノーマルヒルと変わらないかも。でも、白馬の町並みが遠くまで望めるのはいいですね。
ちょうど真上からジャンプを見ることができましたが、飛んでいる距離感は分からないし、着地点もここからだと見えないのでジャンプの迫力は感じません。それに遠くて小さくしか見えないしね。
ちょうどジャンプをした瞬間を撮ってみました。
●大出の吊り橋
白馬村の南、姫川にかかる吊り橋で、付近の茅葺きの屋根や、桜の時期には雪が残る山々と桜が美しく・・・とまあネットなどで調べると、このように紹介されていているけど、今回は時期的に良くなかったかな。というより天気がイマイチで山も見えないしね。
吊り橋ということなので、渡ると揺れんだろうと思っていたんだけど違いましたね。
かなり丈夫そうで、ビクともしません。以前は木造だったそうですが、現在は鉄骨が使用されているんだとか。ひょっとして、吊り下げているワイヤーも必要ないのではと思うほどです。
川の方に降りて見ました。
ここから川沿いに少し歩くと、アルプスの山々をバックに、川に架かるこの吊り橋が眺められるポイントがあるようです。
●鷹狩山展望台
鷹狩山山頂1164mにある展望台です。
細い道をクネクネと、対向車に気をつけながら走る必要があります。
この展望室のすぐ横まで車で行くことができますが、駐車スペースは数台分しかないです。広めの駐車場もありますが、そこからだと少し歩く必要があります。
ここにもありましたね、恋人の聖地。
若い人たちには人気のスポットかも知れませんが、私たちにはね。調べてみると、全国に140ヵ所以上あるそうです。
晴れて空気がキレイだと、北アルプスの絶景が見れる・・・というのは事前に調べて知っていたし、今日は無理っぽいというのも分かっていたけど、とりあえず行ってみました。
下に見えるのは大町の町並みですね。
●穂高神社
長野県には有名なパワースポットとして、3つの神社があります。今回の旅行の初日に行った「諏訪大社」と、6年前の信州旅行で行った「戸隠神社」、そしてここ「穂高神社」です。穂高神社は上高地に奥宮、奥穂高岳山頂に嶺宮があるので「日本アルプスの総鎮守」とも呼ばれているそう。
駐車場から境内に入るところにありました。2013年に長野県が日本一の長寿県となった記念に作られたステンレス製の「夫婦道祖神」です。手を触れて健康長寿を祈念します。
拝殿・本殿は、金運をアップさせるパワースポットらしい。まずは、礼を尽くした参拝を。
●長峰山展望台
こちらは安曇野の東側にある標高933mの長峰山山頂にあり、鷹狩山展望台のように北アルプスが一望できるスポットです。
天気は回復の兆し全くなし、観光客も私たちだけ。
この木造の展望台に上がれば360度の大パノラマが・・・。
もちろん北アルプスの大パノラマは見えません。下に見えるのは安曇野市街です。
展望台から東側を見てみると、こちらは雲も掛かってなく山の稜線もクッキリ見えます。こちらの山々は何処になるんだろ?
●四季彩々の隠れ宿 富士乃湯
今回の旅行最後のお宿、松本市の浅間温泉にある「富士乃湯」に向かいます。
結構細い道を通って宿の玄関前に到着です。でも、駐車場は宿の裏手になるみたい。
ここに来て雨がポツポツ降ってきましたが、途中ほぼ降らなかったのはよかったです。
「信州旅行 4日目最終日」につづく