信州旅行 2日目は「栂池自然園」へ

2018年10月上旬

2日目の朝、青空が広がっていい天気です。しかし、予報では徐々に曇り空になってくるみたいです。

今日の予定はもちろん「栂池自然園」です。これからは天気も悪くなってくる一方なので、少しでも晴れ間が見える間に行っとかないと。


ホテル本館で朝食を済ませて、8時30分頃に「栂池自然園」に向け出発です。
ホテルから栂池パノラマウェイ乗り場まで、1時間半の予定で、途中寄るところはお昼の弁当を買うためのコンビニのみ。


9時50分頃に到着、中央駐車場に車を止めます。それほど大きくない駐車場ですが、まだ余裕があって、割りと近い位置に止めることができました。
ここが満車だと、少し離れた第一、第二駐車場を利用することになります。


心配していたパノラマウェイのチケット売り場もガラガラで、前売りのチケットを買っておく必要もなかったよう。


まずはゴンドラで、ここ栂池高原駅から栂の森駅まで、高低差625mを約20分かけて上がっていきます。乗る人が少ないので待ち時間は0ですね。
この辺りの紅葉もキレイ・・・ということは上に行くともう終わりかけてる?


栂の森駅に到着後、少し歩いて次はロープウェイ乗り場に向かいます。
さすがにロープウェイは時間が決まっている(20分間隔)ので、ここは並んで待つ必要があります。
待っているうちにゴンドラから降りてきた人が、少しずつ列を作り、乗り込んだ時はほぼ満員でした。これが休日だとどうなんだろ。


ロープウェイは5分ほどで自然園駅に到着です。


少し歩いてビジターセンターへ向かいます。


ビジターセンターの中に入って自然園の入園料300円を払い、反対側から出ていきます。つまりこの中が自然園へのゲートになっているんですね。
入園料に関しては、パノラマウェイのチケットに含まれているので、チケットを見せるだけです。

忘れていけないのは自然園のマップ、それもビジターセンター内に置いてあるので、もらって行きます。


午前11時、いよいよ園内一周5.5Kmのハイキングに出発です。
天候は予報通り曇り空で写真も映えませんね。気温はこの時期としては高い方なのかな。全然寒くないので上着は持ってきたけど出番はなさそう。


園内には、このように木で作られた遊歩道が多く、歩くのは楽ですね。でも、後半は石がゴロゴロしている道や、登りもあるので結構辛いところもあります。
園内に入ってすぐ、このあたり左側は「ミズバショウ湿原」、春になるとたくさんのミズバショウが見れるんでしょうね。


紅葉はというと、ピークは過ぎてこれからは冬の装いに変わって行く感じかな。それでもまだ紅葉している木もあってキレイですけどね。


この辺りは「ワタスゲ湿原」、紅葉は進んでいますが、まだ赤い色も混じっていい感じ。


分かれ道にはこういった標識もあるので、地図と照らし合わせながら進めます。


歩き始めて1キロとちょっと、「楠川」に到着。ここでは河原に降りて休憩したり、弁当を広げて昼食にする人が多いですね。
それと、ここは園内唯一トイレがある場所なので、この先自信のない方は、済ませておいた方がいいかも。

では、私たちは先に進むことに。


雲が徐々に山を覆ってくる感じで、もしこの辺りまで来ると最悪ですね。


「浮島湿原」までやって来ました。歩き始めて約1時間、ここで初めての休憩です。地図で確認すると、目的の「展望湿原」までの2/3辺りまで来たってところかな。浮島の見える場所は、帰りに寄るとして先を急ぐことに。


道から少し外れた所に「銀命水」があります。


川が流れていて水場になっています。直接汲んで飲むことができるそうですが、なんとなくパス。


「モウセン池」まで来ました。展望湿原まで、あと300m、楠川からはアップダウンが多く、結構キツイです。


後で知ったのですが、モウセン池には貴重なモウセンゴケが自生しているらしい。


真っ赤に紅葉した木、「ナナカマド」のようです。


あと少しだと思いきや、こんな長い階段や・・・


こんな道を通って・・・


やっと「展望湿原」に到着です。


実はこの先には、標高2020mの自然園内最高地点となる「展望台」があるのですが、この通り木道の補修中で通行止になっているんです。なので帰りはここから引き返すことになります。


展望湿原に着いたのは午後12時半頃、ビジターセンターを出てから1時間半ほどになります。高低差が約150m、距離にして約2.5Kmの道のりでした。
ここは広めの休憩所となっていて、たくさんの人たちで賑わってます。私たちも空いてるスペースに腰をおろして、景色を眺めながらやっとここで昼食。この大自然の中で食べるおにぎりも最高


天気が良ければここから「白馬岳」の大雪渓が見れるんだけど、この通り雲に隠れてほとんど見えません。
雲の流れが早いので、その内晴れ間が覗いて一瞬でも見えないかな、と思って暫く待っていましたが、一番良く見えたのがこの写真、よく見ると雪渓らしきところも見えます。

では、十分休憩も取れたので引き返すことにします。


「浮島湿原」まで戻りました。
池の中の小さな島が浮島で、この島があることから「浮島湿原」という名前になったんですね。まずは、この湿原を一周してから戻ります。


湿原の中、所々で赤く染まっているのがこれなんだけど、何ていう植物なんだろ。


「ワタスゲ湿原」です。
来た時とは反対側の木道を通りましたが、この辺りの草紅葉が一番きれいですね。


紅葉は草紅葉(くさもみじ)から始まると言われていて、栂池自然園では9月下旬から始まり、10月上旬頃がピークになるそうです。
そのピーク時の湿原の写真を見ると、湿原全体が赤く染まって、それはもう美しいのですが、私たちが来たのは上旬から中旬に掛かる頃なのでやはり遅かったのかな。


ちょうど、日が差して木道が光っているよう。


自然園の出口まであと800m。もう一息。


「風穴」は、岩の中に残った雪で、夏でも岩の間から冷たい風が吹くらしいんだけど、全く風が出ている様子はないですね。


やっと終点、栂池ヒュッテ記念館が見えてきました。
この写真はお気に入りの一枚で、絵に描いたような感じがいいです。白い木の幹と黄色く紅葉(黄葉)するのが特徴の「ダケカンバ」ですが、落葉して幹の白さの方がが目立ちますね。

ということで、ビジターセンターに戻ってきたのが午後2時半頃なので、約3時間30分掛かりました。
栂池山荘で温かいコーヒーを飲んで休憩した後、駐車場まで戻って来たのが午後3時半頃、足は棒のようになってもうこれ以上は歩けません。
ヒジョーに疲れましたが、素晴らしい景色が見れてとても良かったです。また来年も、どこかの山に行くぞ・・・。

では、今日のお宿、昨年もお世話になった「白馬ひふみ」に向かいます。近くの宿にしておいて良かった。


30分ほどで「白馬ひふみ」に到着です。今夜はぐっすり寝れそう・・・・では、また明日。

信州旅行 3日目」につづく

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