島根県 松江城から美保関灯台へ(2日目)

2019年4月19日(金)

2日目の朝、予報通り天気は曇り。雨にならなければいいんだけど・・・。
宿を10時頃に出発して目指すは松江城、宍道湖北側を西に向かって松江城まで、約1時間の予定です。

車を止めたのは「城山西駐車場」。松江城に行く前に、城の周りのお堀を遊覧船に乗ってめぐる「堀川めぐり」をするための、3ヵ所ある乗船場のうちのひとつ「ふれあい広場乗船場」の近くなんですね。

まず、ふれあい広場乗船場で乗船券を買います。乗船券は3ヵ所ある乗船場から何度でも乗り降りできる1日乗船券で、ひとり1,500円。20分間隔で運航しています。
15分ほど待って、乗り込んだのは私たち含めて2組5人だけです。船は手漕ぎではなくエンジン付きで、全長8m、幅2mほどの小さな船で、定員は10人ほどかな。
私たちの乗った船の船頭さんは女性でまだ新米ということで、もうひとりサポートの方と2名でした。
船は雨でも大丈夫?なように低めの屋根が付いていて、乗り込む時は、靴を脱いで屈んで入ります。
国宝松江城を囲む堀は、昔からの姿を今も残していて、このように城と堀が当時のまま残っている城下町は全国でも珍しいそう。
お堀にはいくつかの橋がかかっていて、中には橋げたの低い場所もあるので、そのままでは通れないため、船の屋根を更に下げて通ります。
その時は、船頭さんの合図とともに全員が一斉に体を前に倒して、低い体勢をとります。
一周すると約50分かかるそうですが、松江城に行くために一番近い「大手前広場乗船場」で降りることに。
大手前広場乗船場で降りると、すぐ前こお城への入り口があります。
とても高さのある石垣です。5年かけてお城が完成したそうですが、そのうちの3年を石垣に費やしたと言われています。
江戸時代またはそれ以前に建設され、現代まで残っているお城が12あり、それを「現存12天守」というらしい。松江城はその中のひとつで、国宝に指定されています。
670円を支払って天守の中へ入ります。
最上階からは松江の市内が見渡せます。4階分?の階段を登ってきましたが、どこの城でも中の階段って急なんですよね。
結局松江城を見たあと、船には乗らないで歩いて戻ることに。
ちょうど昼時で、中に入ると2組が待っていましたが、それほど待たされることなく、2人掛けのテーブルに案内されました。

注文したのは前もって決めていた「釜揚げそば」で、湯掻いたそばをそのまま丼に入れたもので、蕎麦湯もいっしょにいただきます。釜揚げうどんは食べたことがありますが、釜揚げ蕎麦は初めてですね。

そのままでは味が薄いので、出汁をかけていただきますが、とても美味しかったです。妻も絶賛でした。

しかし、写真を撮るのを忘れてしまい、途中で思い出した時にはすでに遅し・・・でした。
松江城を後にして、向かったのは、島根半島の最東端にある美保関灯台です。

灯台手前の旧事務所や宿舎は、現在は「ビュッフェ」に改築されていて、日本海を眺めながら休憩できます。
1898年(明治31年)に建てられた山陰最古の石造りの灯台で、灯台自体の高さは14mしかないですが、水面からの高さは83mあって、眺望は素晴らしい。
灯台を一周していると静かに佇む鳥居がありました。鳥居の先は海に向かった崖で、神社らしきものはありません。
四キロ先の海上に浮かぶ島を「沖之御前(おきのごぜん)」、眼下に横たわる島を「地之御前(ぢのごぜん)」といって、美保神社の 飛地境内となっているそうで、その鳥居なんですね。

時間的に余裕がないので、美保神社には寄りませんでしたが、妻がここでしっかり参拝をしていました。
灯台裏手にある展望所からは、天気が良ければ隠岐の島が望めるらしい。残念ながら今日はいくら目を凝らしても見えませんでした

今日の観光はこれで終わり。宿に向かいます。
午後4時半頃に2日目の宿「さぎの湯荘」に到着です。足立美術館すぐ横にあるので、人の少ない朝一番で行くのにはこの宿がいいと思います。私たちは一度行っているので今回はパスします。
部屋はダイニングとベッドルームの2部屋です。
何といってもこの庭付きの温泉露天風呂が最高ですね。横には足湯も付いています

最終日に続く

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