2018年4月14日(土)
2日目より
3日目最終日の朝、天気予報では曇りから雨になる見込み。予報どおり朝から曇り空で、雨が降り始めるのも時間の問題かも。
朝はチェックアウトの11時まで、部屋でゆっくりしてから出発するつもりです。
チェックアウト後は、少し北方向に戻ることになるけど、まず5つの水車がある「そばの里荘川」で早めの昼食、そしてモネの絵画によく似ていることで有名になった、通称「モネの池」へ、最後に昔ながらの町並みがある美濃市へ行く予定です。
たぶん天気と相談しながらだと思うけどね。
チェックインの時に、朝食の時間が順番と準備の関係で、朝8時半になるとのこと。順番?確かこの日は私たちを含めて3、4組だけだと思うんだけど。順番待ちがあるとは驚き。
準備ができたとの電話があったのが、8時10分頃でした。6時頃に起きたので、2時間ほど待ってやっと朝食となりました。
もう少し早くしてほしいなあと、いつも思うのですが、だいたい何処の宿でも早くて7時半から8時なんですよね。
お腹いっぱい食べ、その後はベッドでぐったり、露天風呂でまったりして11時前に出発。
11時半頃にそばの里荘川「心打亭」に到着です。なんといってもこの五連水車が目印でしょうね。
大きい水車の直径が13mあり、水車小屋にもまた巨大な石臼があるそうです。
水車の前に「心打亭」があります。最近はあまり蕎麦を食べてなかったので久しぶりです。
平日の昼前ですが、次々と車が入って来ます。付近には他にも蕎麦屋があると思いますが、ここは結構な有名店なのかな。
まだあまりお腹も空いてなかったので、注文したのは二人ともざる蕎麦一枚のみ。少ないかなあと思いましたが、満腹になりましたね。美味しかったです。
次はモネの池に向かいます。
モネの池まで約1時間、途中細い山道もあり、確か看板もなかったと思います。駐車場は無料で、近くにはトイレもあります。
車を止めて100mほど歩くと池に到着ですね。曇り空ということもあり、池全体は暗い感じで遠目には普通の池ですね。
あまり期待して行くとガッカリするかも。天気のいい日に来ると、青い色でもっと透き通って見えるのかも知れません。
上の写真もそうですが、ちょうど正面に橋が見える辺りが、一番キレイに見える場所かと思います。
睡蓮は咲いてないけど、モネの「睡蓮」のように見えるかな。
季節的にはやっぱり睡蓮の咲く、6月くらいが良さそうです。
池の横には花を販売している店があるのですが、そこに「ぜんざい」と書かれた幟が見えたので、これはと思い早速いただくことに。ちょうど寒くて温かいものが欲しかったので、ちょうど良かった。
合わせて30分ばかりの滞在でした。この後は、美濃市の昔から残る「うだつの上がる町並み」に向かいます。
美濃市街地に入ったのが午後2時過ぎ、一番近い駐車場を目指すのですが、交差点という交差点に警備員がいて交通規制をしているんです。
最初一体何事かと思ったのですが、ちょうどこの日が「美濃まつり」の初日だったようです。
美濃紙の産地ということで、このような「花みこし」がたくさん出て、町中を練り歩くみたいです。
結局、中心地に入れないので少し離れた駐車場に止め、歩き始めた頃には、祭りも終わっていたようです。
江戸時代からの町並みが保存され、中には文化財レベルの建物もあります。
うだつの上がる町並みの「うだつ」とは、このように屋根の両端を一段高くし、火災の時の類焼を防ぐ防火壁のことです。
また、この「うだつ」は、裕福な家しか造ることができなかったため、庶民の願望から「うだつを上げる・うだつが上がらない」の言葉ができたそう。
ここは、最も古いうだつが上がる、庄屋兼和紙問屋であった町家です。江戸時代中期に建てられ、明治初期に増築されたらしく、最も広い間取りになっているそうです。
古い町並みから南方向に少し外れると、旧名鉄美濃駅があります。
こちらには1999年に廃止となった美濃駅の駅舎が当時のまま展示されていて、駅舎内やホームを自由に見学できます。
駅舎内に、野口五郎のポスターがいくつか貼られているのを見てなぜ?と思ったのですが、出身が美濃市なんだそうですね。それと、代表曲の「私鉄沿線」にちなんでかな?
ホームには、路面電車3両が展示されていて、電車の中も自由に入ることができます。
特に鉄道に興味がある訳ではないんだけど、古くて貴重な遺産ということと、懐かしい感じもあって寄ってみました。
さて、予定していた観光も終わって後は帰るだけ。心配していた雨もほとんどなく、楽しい3日間を過ごすことができました。次の旅行は秋かな。
おわり