1日目の登山は雨のため急遽予定を変更

2019年9月18日(水)

旅行前日、目覚ましを午前2時に合わせて早めに就寝・・・といっても、2時間も寝れたかどうか。予定どおり2時半に出発です。

駒ケ根市の天気は昼過ぎまでは晴れの予報。山の上は分かりませんが、たぶん問題なく登れるだろうと思って家を出たのですが、中央道に入ってから雨が降り始めました。

局地的かなと思っていたけど、降ったり止んだりで、どうも天気になるとは思われないので、今日の登山は諦めようと決めたのが、バスセンターに到着する40分ほど前の午前6時過ぎ、神坂PAという中央道のPAでした。

しかし、出発したあとに中止するパターンは考えてなかったので、さあ今からどうしようかと・・・。結局、明日予定していた木曽路(R19)を南に下って観光するルートの逆、妻籠宿から北に上がるルートを観光することに。

次のICで降りて妻籠宿に向かいますが、朝も早いので妻籠宿はパスして、次に向かいます。

妻籠宿から5分ほどのところ、木曽川に架かる「桃介橋(ももすけばし)」に到着。

くもり空ではあるけど、この頃には雨は止んでいたので、傘を差しながら歩く必要もなくなって良かった。
桃介橋は大正11年9月に完成。木曽川の水力発電開発に力を注いだ大同電力(福沢桃介社長)が、読書発電所建設のための資材運搬路として架けたんだとか。

昭和53年頃から老朽化が進み、廃橋寸前となっていたが、保存・活用の声が多くあったため、近代化遺産(南木曽町有形文化財)として復元したんだそうです。
全長247mの日本でも最大級の木橋で、実際に渡ってみると結構長い。あまり期待はしていなかったのですが、思っていたより規模が大きくて、立派な橋だったので立ち寄って良かったです。

では次に。
国道19号線から外れて15分ほど走ると、「柿其(かきぞれ)渓谷」があります。渓谷手前には無料の駐車場があり、ここに車を止めて歩きます。
駐車場を出るとすぐこの標識、柿其渓谷まで300mと書かれていて、 5分ほどで渓谷入口に着きます。 牛ヶ滝・恋路橋も渓谷の中にあります。
ここが渓谷への入口。目指すは「牛ヶ滝」までの約400mです。
少し歩いてまずはこの吊り橋「恋路橋」を渡ります。長さは30mほどでしょうか。しかし、橋に一歩足を乗せたとたんに揺れ始めたのにはビックリです。
雨が降ったので濁っているかなと思ったけどそんなことはなく、非常に透明度が高くて素晴らしく綺麗な色です。
このように遊歩道も整備されているので、歩きやすいけど、アップダウンの階段もあるので、ちょっと辛いところもあります。
ゴールがここ、「牛ヶ滝」になります。この先も行けるのだと思いますが、遊歩道はここまでみたいですね。

水量もあってかなり迫力があります。滝壺まで行くことはできなくて、行き止まりの遊歩道から見下ろす形になります。

では、引き返して次に向かいます。
柿其渓谷を出て約30分、寝覚の床(ねざめのとこ)に到着。少し手前の駐車場に止め、10分ほど歩くと見えてきます。
木曽川の激流によって花崗岩(かこうがん)が侵食されてできた地形です。また、ここは浦島太郎が竜宮城から帰ってきたのち、この地で暮らしたとも言われているんだとか。
巨岩の上まで登りましたが、結構大変。女性には厳しいかもですね。当然妻もパスしていました。
この岩の間は水の流れがほとんどなく、泡やゴミが浮いたところもあって、あまりキレイな印象はなかった。
巨岩の上に建っているのが浦島堂で、中には浦島太郎が祀られているんだとか。
寝覚の床から更に北に上がり、途中木曽路を外れて国道361号線を開田高原に向かいます。

着いたのは「木曽馬の里」、ここ木曽馬牧場には、日本古来の木曽馬が放牧されており、乗馬などもできるようです。
馬の大きさは割りと小振りだと思います。近くまで行くと、向こうからも近寄ってきて、少しだけ触らせてくれました。でも、エサを貰えないと分かると、すぐに離れて行ってしまいます。
30~40頭ほどが飼育されていますが、以前はもっとたくさんいたそうです。

この時点で、まだ午前11時前。予定していた観光もここで終わり、このあと近くにある「宿とそば処 ふもと屋」という蕎麦屋へ行って昼食をしてから宿へ向かいます。

今日の宿「和みの湯宿なかやま」の近くまで来たのが 午後2時前。チェックインの時間にはまだ少し早い。宿のすぐ近くに「光前寺」というお寺があるのを思い出して、立ち寄ることにしました。
大きなお寺で、この門も大きくて大変立派です。
正面に見えるのが本堂、左手には 三重塔 もありましたが、こちらはかなり古びた感じでした。
そして、2時半頃ようやく「和みの湯宿なかやま」 に到着。
夕食まで十分時間があるので、露天風呂でまったりするかな。そして、今夜は十分に睡眠をとって明日に備えよっと。

旅行2日目につづく

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