金沢から奥飛騨へ(最終日)

今回の旅の最終日になりました。

宿を10時に出発、まず先に向かうのは以前に一度行ったけど、霧で何も見えなかった「新穂高ロープウェイ」山頂です。宿からは近くて20分ほどで行けます。
天気は晴れ、山頂付近も晴れているといいけど。

マップは新穂高ロープウェイのサイトからお借りしました。
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まず、第1ロープウェイで「新穂高温泉駅(標高1,117m)」から「鍋平高原駅(標高1,305m)」まで登ります。次に「しらかば平駅(標高1,308m)」まで歩き、第2ロープウェイに乗り替えて「西穂高口駅(標高2,156m)」までいっきに登ります。

やはり気になるのは山頂付近の天気ですが、新穂高温泉駅で確認すると 晴れ で、視界良好とのこと。ただし、気温は0度 らしいけどね。でも、そこは準備万端、上着は用意してるもんね。0度は想定してなかったけど。
天気が悪く視界不良の場合は、中止のつもりだったけどよかったです。ロープウェイの往復料金がひとり2,900円(JAF割引で2,600円)は大きいもんね。

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新穂高温泉駅のロープウェイ乗り場では、たくさんの観光客が列を作り、満員状態での出発となりました。しらかば平駅からは2階建てのロープウェイになり、定員も3倍ほどになるため、余裕もあり窓側を確保できました。
頂上付近になるとまだたくさんの雪が残ってます。もうすぐ終点の西穂高口駅に到着です。

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ロープウェイを降りて真っ先に向かったのが、ここ屋上展望台です。

いやあ、すばらしい。間近に迫る山々の迫力は半端ないっす。

北アルプスの3,000m級の山々を下から見上げるのではなく、標高2,156mのこの位置から見るからこその迫力なんですね。360°の大パノラマと絶景、透き通った空気は寒さも忘れるほどです。
写真ではあまり伝わらないかも知れませんね。

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展望台に出て正面(北西方向)には、笠ヶ岳(標高2898m)がそびえています。

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右手を見ると「にしほくん」という名前の雪だるまがあります。そしてその後ろに穂高連峰が見えます。

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一番高く尖って見えるのが西穂高岳(標高2909m)です。穂高連峰の最高峰は、奥穂高岳(標高3190m)ですが、西穂高岳に隠れて見えないようです。

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「にしほくん」の横にはこんなポストが設置されていて、実際にハガキなどを送ることができます。日本最高所にあるポストです。

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展望台に出て左手からは焼岳(標高2393m)が見えます。よ~く見ると、山上あたりから時々噴煙のようなものが上がってます。

さすがに寒くなったので駅舎に戻って、温かいコーヒーで休憩することに。その後、外に出て雪の回廊を散策です。

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いつ頃まで雪があるのか分かりませんが、今日の気温(0度)を見てもまだ当分解けずに残っていそうですね。

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歩き易いように、こんな雪の回廊の周遊コースが作られています。

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「しらかば平駅」のすぐ横には温泉の足湯があって、帰りは足湯に浸かって休憩してから「鍋平高原駅」に向かいました。

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2階建ての第2ロープウェイ、「しらかば平駅」を出発したところです。定員は121人、山頂まで約7分かかります。ちなみに第1ロープウェイは定員45人です。

snhdka201604_014「鍋平高原駅」です。ロープウェイの発着時以外はほとんど人がいませんね。

ここに来るまでは天気が心配でしたが、すばらしい大自然の景色に巡り会えて、ほんとによかった。雪の残る今頃が一番いいかもですね。

いよいよ最後になりました。あとは家に帰るだけですが、帰り道なので高山に寄って古い町並みを少し観光することに。
飛騨高山の古い町並みといえば「さんまち通り」が有名だということで、事前にナビにはその近くと思われる駐車場を登録しておきました。でも、実際に車を止めて歩いてみたものの「さんまち通り」が、どこの辺りがよく分かりません。

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人の多い通りがそうだろうということで、入った通りがここ「上三之町」でした。通りには土産物店、駄菓子屋、伝統工芸の店等々、そして名物の「みたらしだんご」の店などが並び、かなりの観光客で賑わっています。
でも、昔からの本当の町並みではなく、古い町並みを観光用に新しく作ったといった感じでしたね。

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ここは「上二之町」、造り酒屋が並ぶこの通りは、観光客がとても少なかったです。

毎年辛い思いをする花粉症の症状が、旅行直前までほとんどなかったので油断していました。この旅行初日の夕方あたりからひどくなって、最終日は最悪の状態でした。高山観光は短めで終えて帰路に就きました。

以上で春の旅行は完。次回は未定、多分秋までないだろうね。
今回宿泊した宿のレポはこちら「と☆ち夫婦の宿日記」で公開しています。

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