朝10時に宿を出発、今日はまず宿から修善寺へ行き、そこから更に西に向かい、西伊豆スカイラインを下って土肥温泉へ行くルートです。
しかし、今日の天気は晴れから徐々に下り坂の予報、西伊豆からの夕日や富士山は、期待できそうにないです。
修善寺は2006年秋以来となるので、ちょうど10年ぶりになります。
修善寺温泉街では、10月から11月中旬にかけて、「温泉街菊花まつり」が開催されていて、川沿いなどたくさんの菊が飾られています。
まずは「修禅寺」にお参りです。
菊の飾られた階段を上がって山門をくぐると本堂が見えてきます。
初めて知ったのですが、「修禅寺」は「しゅぜんじ」ではなく「しゅうぜんじ」が正しいのですね。知りませんでした。
手水舎の龍の口からは、水ではなく温泉が流れ出ているんですね。寒い時のお参りは有難いと思います。
本堂の扉や窓?の一部が少し新しい感じがすると思います。10年前に来た時、ちょうど改修した後(だったと思う)で、このように一部だけが真新しくて違和感があったことを覚えています。
桂川河畔に湧く修善寺温泉発祥の湯だそう。「独鈷(とっこ)の湯」です。
以前は入浴することもできたらしいですが、今は見学のみだそうです。
独鈷の湯のすぐ近くにあります。河原湯という足湯で、5年前にできたそうです。温泉街散策の途中で休憩するにちょうどいいですね。
桂橋(別名:結ばれ橋)です。
桂川には5つの橋が架かっていて、5つ全ての橋を願いをかけながら渡ると恋が実るといわれているそうです。
桂橋を渡ると「竹林の小径」に入ります。
左右に立ち並ぶ見事な竹と、石畳の道が風情があっていいですね。
早朝の静かな時間帯の散歩がおすすめらしいです。
高さ20メートル以上あるでしょうか。見上げた時のこの眺めも素晴らしいです。
「日枝(ひえ)神社」にやって来ました。
鳥居をくぐり、階段を上がると神社が見えてきます。
修禅寺のすぐ近くにあるのですが、古びた感じで観光客も少ないです。
樹齢800年の「子宝の杉」です。
2本の杉の間をくぐると、子宝に恵まれると言われ、前に来たときはこんな鉄製の階段があったのですが、保護のために外されたそうです。
修善寺温泉街から、10分ほどのところにある「修善寺自然公園」です。
紅葉にはまだ早いようですが、とりあえず寄ってみることにしました。
一部紅葉しているところもありますが、やはりもう少し先になりますね。もみじがたくさんあるので、紅葉するときれいでしょうね。
修善寺自然公園の中に、富士山の見える「富士見台」という場所があります。
晴れ間も見えるものの、雲も多くて期待はしていませんでしたが、辛うじて頂上付近だけがうっすらと見えていました。
この写真ではほとんど確認できませんね。
さて、お昼も過ぎて昼食です。前もって決めていた「やまびこ」という蕎麦屋に行きました。(ブログはこちらから)
昼食も終わり、向かったのは「だるま山高原レストハウス」です。
ここからの眺めも素晴らしいそうですが・・・駐車場はガランとしてます。
あきらめて土肥温泉に向かいます。
西伊豆スカイラインでは、霧も出始めてもう晴れてくることもなさそう。
土肥までやってきました。
松原公園というところに世界一の花時計があります。
時計の外周には、足つぼマッサージ用の石が並んだ歩道が設けられています。ちょうど、若い人達が苦痛と闘いながら一周を挑戦中でした。
パネルには「この花時計は1992年3月にギネスブックに公認された、直径31mの世界一の花時計です。」と書かれています。
最後の宿「ふたりとわに 縁」に到着です。土肥温泉街からは少し離れた、恋人岬の近くになります。
大きな門で、ここを車でくぐると駐車場があり、玄関が見えてきます。
「ふたりとわに 縁」は、今年10月にプレオープンしてまだ1ヵ月のピカピカの宿です。
結構な金額の宿ですが、オープン記念の特別料金(でも高い)だったので、思いきって決めたんです。
予約した部屋「赤い糸 出逢い」です。
一番安い部屋で、一番遠い部屋ですね。
部屋の中は、新築の木のいい香りがします。
海が一望、富士山も一望、そしてきれいな夕日も一望・・・となるはずが、海が一望できただけでした。
それにしてもこの部屋で一人約39,000円は、ちょっと高い気もしますが、食事は期待できるかな。
お風呂は完全な露天ではなく、部屋の中にあって半露天、寒い時はガラス窓を閉めることができます。なので、眺望という意味ではいまひとつ。
丸い形の浴槽は、狭く感じるので好きではないですが、直径180cmにもなると、二人でも十分ゆったりですね。
翌朝のテラスからの眺めですが、やっぱり雲が多いですね。
天気予報では晴れに向かうようなので、少しは期待できるかも。
最後の宿になりましたが、やっぱり一番良かったかなあ。食事は夕食も朝食もとても美味しかったし、接客に関しても自然な形の接し方で、とても良かったです。
※今回宿泊した宿のレポはこちら、と☆ち夫婦の宿日記で公開中