餅つき

昔(かなりの)は臼・杵を使った餅つきが年末の風物詩だったのですが、今ではもう見ることもないですね。我が家では毎年、もちろん臼・杵ではなく、餅つき機を使って、つきたてのお餅で昼食にするのが、いつからか恒例になっています。

餅つき機は20年ほど前にもらったもので、家の電化製品の中では最年長になると思います。若干油切れのような異音がするものの、今のところ問題なく使えています。

この餅つき機、一度につくことができる量は1.4Kg(8~9合ほど)ですが、我が家はこれで十分、いつも2回(一升半ほど)だけしかつきません。餅の消費はほとんどが雑煮なので、正月三が日分とあといくらかあれば十分なんですね。

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ちょうど蒸し終わって、これからつき始めるのですが、だいたい12、3分でつき上がります。
今年は1Kg×2回で、いつもより少なめ。1回目はもち米だけを使って普通のお餅として、2回目は普通のお米と、もち米を混ぜた「福もち」というのを作ります。この「福もち」のつぶつぶ感が好きで、ほぼ毎回このパターンでの餅つきとなります。

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最初につき上がったお餅で、まずは昼食にします。適当にちぎって、大根おろし、きな粉、海苔、餡で食べるのですが、つきたては美味しいので、ついたくさん食べてしまいますね。

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満腹になると、後は丸めて正月用に・・・・不揃いでも気にしない。餡入りのお餅もいくつか作ります。
そして、餅の粉で真っ白になりながら、この後2回目をつき終えると年末の行事も終了。

ミシュラン1つ星の蕎麦屋さん「ろあん松田」

1ヶ月半ぐらい前のこと、美味しい蕎麦屋を探していて「ろあん松田」を知ったのですが、昼食・夕食ともに予約が必要ということで、その時は前日だったので予約が取れませんでした。今回平日に休みが取れたこともあって、1週間ほど前に電話して、この日11時30分だったら空いているということで予約しました。
昼にこの値段はちょっと贅沢かなと思いましたが、妻も是非食べてみたいということで、先週末に行って来ました。

私たちは知りませんでしたが、ミシュランガイド1つ星を獲得しているお店として、有名らしいです。そんなお蕎麦屋さんが丹波篠山の、丸山という集落の、周りには何もない場所にあるとはビックリです。

完全予約制で、昼食、夕食共にコースのみの料理となっています。昼食は3,800円のコースのみで、プラス追加の料理となります。

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事前に色々とネットで調べると、「山の中」というキーワードがいくつか出てきたので、どんな所だろうと思っていましたが、実際には想像していたほどではなく、山の中だから山道を登って行くってこともないですね。結構な田舎ではありますが。
写真はちょうど「ろあん松田」手前で撮ったものです。道幅は狭いですが、県道ということで積雪時はちゃんと除雪されるそうです。

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何の予備知識もないままだと、普通の民家にしか見えません。暖簾も掛かってなくて、唯一玄関の表札が「ろあん松田」になっているだけなんです。まあ、完全予約制なのでいいのでしょうけど。

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普通の家にある普通の表札、「ああ、ここは松田さん家かぁ」、と。「ん、ろあん?外人さんも住んではるんやろか」、と。

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到着したのは11時10分頃、予約の時間より20分ほど早く着いてしまった。車の中で待とうと思ったけど、トイレを我慢できずに「まだ早いですけどいいですか?」と玄関を開けると快く向かい入れてくれました。

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玄関を入ると広い土間、すぐ横には火の入った火鉢があって、待ち合いのためのスペースとなっているようです。

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案内されたのは2組用の広間、どちらのテーブルでもOKということで、手前のテーブルを選びました。

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一面がガラス窓で眺めが良く明るい部屋です。見た感じではあと2つの個室があり、一度に入れるのは4組だけだと思います。昼食が11時30分と13時30分の2回なので、夕食と合わせると1日に12組だけになりますね。今日は同じ広間にもう一組と、別の個室に一組の3組だけでした。

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しばらくしてから黒豆茶と揚げ蕎麦が運ばれてきました。黒豆茶に入っている黒豆も美味しくいたただけます。丹波と言えば黒豆ですね。

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揚げ蕎麦は割とどこのお蕎麦屋さんでも、最初によく出てきますね。香ばしくて美味しいです。

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いよいよ昼の料理3,800円のコースの始まりです。

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まずは、盛り合わせから。
・鹿のローストは味噌をつけていただきますが、ちょっと苦手な味でした。
・さつま芋のレモン煮も苦手かな。さつま芋の味だけで食べる方がいいです。
・焼きねぎは美味しかったです。
・大豆によく似た豆(名前は聞いたけど忘れました。)、これは大豆と違って味も食感も違いますが、美味しかったです。
・鱧の蒲鉾は、たまに家で食べる蒲鉾と変わらないです。
・ヤーコンはシャキシャキした食感が好きです。
・バターナッツ(南瓜の一種)は、・・・覚えてない。

お蕎麦は3種類の中から2つを選びます。私が「田舎蕎麦」と、「かけそば」を、妻が「盛り蕎麦」と「かけそば」を選びました。
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妻が選んだ「盛り蕎麦」、白っぽいのが特徴です。

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私が選んだ「田舎蕎麦」、少し黒っぽいのが特徴です。どっちも細めの麺で両方を食べ比べてみましたが、はっきりとした違いは私には分かりませんでした。でも、美味しいのは間違いないですね。そばつゆはどちらも(それぞれ出汁が違うみたい)少し濃いめだったように思います。
控え目の量なので、豪快にズルっと食べると3口ほどで終わりそうです。

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煮物は、サトイモ、椎茸、それと今の時期の菜の花のお浸し。

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蕎麦2品目の「かけそば」です。
寒い時期は温かい蕎麦はありがたいですが、味わうにはやっぱり冷たい蕎麦に限りますね。
これもまた量は控え目で、これで最後の蕎麦となると物足りなさが残ります。

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「かけそば」だけだと寂しいので、二人とも天だねを頼んで天ぷら蕎麦にします。
しかし、1,200円には驚きです。

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崩してみると下の方からエビがたくさん出てきます。
とてもサクっと揚がっていて、箸を入れるとすぐに崩れてしまいます。箸でそっと挟んでそのまま食べると、サクサク感がたまりません。
蕎麦に入れるのがもったいないほどです。

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漬け物は、そば湯といっしょにいただきます。
梅干し、蕪、そして秋田名物の「いぶりがっこ」です。

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あまりとろみのないそば湯です。
まずは残ったそばつゆにそば湯を入れて、出汁の味と楽しみます。

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一杯目を飲み干したあと、そば湯だけの中に梅干しを入れていただきます。
これはさっぱりして美味しいですね。

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最後は蕎麦茶と、餡を挟んだ蕎麦の和風ケーキとなっています。
「クリスマスも近いのでケーキにしてみました。」とのことでした。
そば茶はそばの実までいただけます。

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そういえばどこかのブログに、ここでは携帯が使えないと書かれていたので、確認して見ると確かに圏外(×)になっていました。
日常から離れて2時間だけの食事を楽しむのもいいかも知れません。

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まだ奥まで続くこの道も800mほど先で行き止まりとのこと。
それにしても、こんな場所で蕎麦屋を始めようと考えたものです。今に至るまではかなり苦労されたのではと思います。

食事の時間は約1時間30分、楽しみながらゆっくり食べて、ちょうどいい時間でしょうか。家から往復して5時間の昼食は、ちょっと長いですけど。
料金は天だねを追加したので、ひとり5,000円になってしまいました。
確かに料金は普通の蕎麦屋に比べると高いですが、行ってみる価値のある蕎麦屋さんだと思います。

昨日から今日にかけて、この冬一番の寒さということで、暖房はもちろん、ひざ掛けまで用意されていたのですが、足元がとても冷たかったです。床暖房でもあれば、気持ちよく過ごせたのではと思います。


お店メモ
ろあん松田 篠山店
〒669-2361  兵庫県篠山市丸山154
TEL:079-552-7755
サイト http://www.roan-matsuda.com/

一休寺の紅葉

アニメでおなじみの、あの一休さんのお寺として知られている酬恩庵(通称、一休寺)に行って来ました。山門をくぐると、色づいたモミジが目に入ってくるのですが、今年は鮮やかな赤ではなく、くすんだ色でちょっとイマイチでした。出かけたのは11月末だったので、見頃は終わってしまったんだろうか、と思ったのですが・・・・

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参道を奥に進むと、まだ色づいていないモミジもあるんですね。今年は暖かい日が続いたせいか色も悪く、色づくのも遅いのかもですね。

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一休寺メモ
酬恩庵一休寺
〒610-0341 京都府京田辺市薪里ノ内102
TEL:0774-62-0193
拝観時間 9:00〜17:00(宝物殿 9:30〜16:30)
http://www.ikkyuji.org/

砥峰高原のススキ

三津屋 妹尾を出てから約1時間、午後2時過ぎに「砥峰高原(とのみねこうげん)」に到着。砥峰高原は約90ヘクタールの山すそにススキが群生する地として知られています。

「とのみね自然交流館」から、展望台まで登って一周する約3キロのハイキングコースを、1時間30分ほどかけて楽しんできました。

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「とのみね自然交流館」前からの景色、この山全部がススキに覆われています。砥峰高原は「ノルウェイの森」のロケ地として有名(私は知りませんでしたが・・・)ですが、大河ドラマ「平清盛」や「官兵衛」のロケ地でもあり、記念のパネルが置いてあります。

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ちょうど太陽の位置が、ススキの群生する山の斜面の向こう側にあるため、逆光となってススキが輝くように見えとてもきれいです。

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最初は少しだけ歩いて、ハイキングコースの途中から引き返せばいいと思っていた(そもそも距離が3キロもあるとは思っていなかった。)のですが、歩いているうちに、せっかくなのでもう少しだけ・・・と言っているうちに展望台に着き、結局あとはもう前に進むだけ。背の高いこんなススキの間を通る道もあります。道はほとんど整備されていません。こんな感じの道で、雨が降ると最悪かもですね。

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展望台からの景色、中央の小さく見える建物が「とのみね自然交流館」ですね。こんなに歩きました。この方向から見るススキはあまりきれいではなく、ただの枯草にしか見えないです。

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2010年に公開された「ノルウェイの森」、この場所でどんな場面が撮影されたかは分かりませんが、かなり話題になった映画のようです。こんな標識が所々にありました。

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銀色に輝くススキが、これから日が沈んでいき、夕日の色が深まると今度は金色に輝いていくそうです。でも、その前には家に帰らないと・・・(;_;)

「とのみね自然交流館」に戻ったのは午後4時前、ちょうど1時間半のハイキングで結構堪えましたが、色々な撮影ポイントもあって、行くのなら是非このハイキングコースはおすすめです。


砥峰高原メモ
とのみね高原自然交流館
〒679-3104  兵庫県神崎郡神河町川上801
TEL:0790-31-8100

手打ち蕎麦「三津屋 妹尾」

10月末、ススキを見に行って、ついでに近くに美味しい蕎麦屋があれば、お昼は蕎麦にしようということになり、蕎麦屋も含めて探してみました。ススキといえば奈良県の「曽爾高原(そにこうげん)」が有名なんですが、ちょっと遠いけど近辺に美味しそうな蕎麦屋がたくさんある、兵庫県の「砥峰高原(とのみねこうげん)」に行くことに。

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時間的にまずは昼を食べてからススキ見物ということで、寄ったのは丹波市にある「三津屋 妹尾(みつやせのお)」という古民家の蕎麦屋さんです。

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昔の古民家をそのまま利用しているようで、畳敷きの部屋一室を使ってテーブルも手作り感いっぱいです。私達は窓際のカウンター風のテーブルで、外の景色を見ながらの食事となりました。

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まずは、そばがきです。蕎麦の風味が一番味わえると思うので、私は好きなんですが、今までに食べたそばがきの食感と違って、柔らかくて少しベタっとした感じ。やはり、もちモチモチとした食感のほうが好きですね。

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注文した蕎麦は、二八と十割が両方味わえる「相乗りそば」、薬味は少々のネギとダイコン卸し、そしてワサビと塩が付いてきます。塩だけで食べるのも美味しいですね。店主いわく、ワサビはつゆに入れるのではなく、直接蕎麦に付けて食べてみて下さいとのこと。これが結構美味しいんですね。いいことを聞きました。

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左側が十割蕎麦、右側の少し白っぽいのが二八蕎麦です。ん~ん、味オンチの私には、食べ比べてみてなんとなく違いが分かる程度(^_^;)・・・もったいない。

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天ぷらはカラッと揚がっていて、熱々が美味しかった。サツマイモ、カボチャ、ナス・・・あとは・・・??

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出し巻玉子もふわふわで美味しかったです。

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蕎麦は「そば湯」まで楽しまないともったいない。とろっとしたそば湯で、とても濃厚な感じです。

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最後に妻が「自家製そばがきぜんざい」を注文。食べ始めてから写真を撮ってないのに気付いて、食べかけを撮ったため、見た目は美味しさ半減かな。
地域によっても違うのだろうけど、私の中で「ぜんざい」と言えば、小豆に汁があるはずなのですが、ここではつぶあんだけなんですね。
私も少しいただきましたが、甘さ控えめで美味しかったです。

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丹波市近辺にはたくさんの蕎麦屋があります。これはお店にあったパンフレットですが、9年ほど前に「奥丹波にそば街道をつくっていきたい」と、一軒の手打ち蕎麦屋から始まり、現在では「奥丹波そば街道の店」は7店舗になったそうです。できるなら全制覇したいところですが、ちょっと遠いですね。でも、是非また来てみたいです。


お店メモ
三津屋 妹尾(みつや せのお)
〒669-3804 丹波市青垣町田井縄640
TEL:0795-87-2550
お店のブログ:http://blog.livedoor.jp/mituyasenoo/