2017年6月12日(月)
休みの日の午前中は、予定がなければスーパーへ買い物に出掛けます。
今日は昼食も済ませてから帰ろうと、イオンモールへ出掛けたのですが、そこで「お茶の京都やましろフェア」というイベントをやっていて、よくパンフレットなどで見かける、茶畑の写真が展示されていました。
前々から、この景観を実際に見てみたいと思っていたので、じゃあ行ってみるかぁ、となりました。
まずは買い物を済ませ、昼食は「函館市場」でランチセットです。茶碗蒸しと赤だしが付いて900円ちょっと、だったかな。
では、一旦家に戻ってから出かけることに。
。。。(^_-)-☆
。。。。。。(*^^)v
さて、京都の宇治茶は有名ですが、その宇治茶の約40%が、京都府の南端にある「和束(わづか)町」で作られているのは、知られていないと思います。また、和束茶といえば日本茶に詳しい人であれば、 味と香りの良さでは名品として知られているようです。
そう、写真などでよく見かけるのが、その和束町の茶畑なんですね。
向かったのは、その写真で有名な場所で、「石寺の茶畑」という所です。
道幅が狭そうなので、車で行けるか心配でしたが、間近まで問題なく行くことができました。
そう、よく見かけるのは、ここからのこの絵ですね。小高い山一帯が茶畑で、緑がこんなにもきれいなんです。
椅子もあって、ゆっくりこの景色を眺めることができます。でも、車は道沿いに駐車するしかないので、ゆっくりは無理かな。
茶畑を見るのは初めてではないですが、山あいの傾斜地に、うねるように広がる茶畑の景観は初めてですね。
和束町の茶畑が「日本茶800年の歴史散歩」として、平成27年に日本遺産に登録されたことが、書かれています。
また、京都府景観資産として1番目に登録されたそうです。
椅子のある場所から写真を撮っている時、少し離れたこの場所(上の写真と同じ場所)にいた妻の「あっサルが・・」の声で、急いで来てみると、サルが数頭、茶畑の間に見えたんです。でも、すぐに見えなくなってしまいました。
聞くとかなり近くにいたそうですが、私がいた場所からは角度的に見えなかったみたい。なので、写真も撮れず。
周りには民家もあって、こんな近くにサルが出てくるというのは、何らかの被害があるのかも知れません。
「石寺の茶畑」から10分ほどの所に「和束茶カフェ」があります。駐車場は満車(10数台)でしたが、運良くすぐに1台出て行ったので、止めることができました。
カフェといっても店内には、産地直送のお茶やお茶を使ったお菓子などの販売もしています。
店内は満員だろうと思いきや、先客は2組だけでした。後で分かったのですが、ここに車を止めてから歩いて茶畑などを見て回るようです。
お茶のカフェなので、飲み物はお茶がベースです。私は「急須で飲む 新茶」、妻は「酵母茶」を注文。
こんなお茶のセットが来ました。
お茶の入れ方が書かれた紙を見ながら、自分で入れていきます。
まずはポットのお湯を湯呑みの8分目まで入れ、湯呑みから急須に移し、更に急須からハート型の湯冷ましに移します。
茶筒に入った茶葉をすべて(1回分しかない)急須に入れ、湯冷ましのお湯がある程度冷めたら急須に入れます。
茶葉が半分くらい開いてくるのを待って、それからやっと湯呑みに注ぎます。
ちょっと薄い?でも、美味しかった。写真はピンボケだけどね。(スマホだとピントがよく分からん)
2杯目、3杯目はお湯の温度を上げていくのがポイントで、渋み、苦みを楽しむらしい。3杯目までいただきましたが、う~ん、違いが分かる人ではなかったですね、私は。
妻はこれ、酵母茶です。お茶を酵母菌で発酵させたヘルシードリンクだそうですが、飲んでみると酸っぱくて私は苦手かな。妻は美味しいと言って飲んでいました。
和束茶カフェから更に、10~15分ほどの所に「原山の茶畑」があります。ここにはちょっと珍しい円形をした茶畑があるのですが、残念ながら車では行けませんでした。
途中までは行けたのですが、そもそもその途中の道が、車1台やっと通れるほどなんです。
やっと近くまで来て、円形の茶畑まで400m、と書かれた案内板を見つけたのですが、「この先車は通れません。」とも書かれていたんです。
そこから歩こうと思っても、もちろん車を止める場所もなく戻るしかなかったです。
写真はその近くで、撮ったものです。十分きれいですけどね。
車で走っているとあちこちに茶畑が見えます。しかし、近くまで行こうとすると、道も細く、車では行けない場所がたくさんあるようです。
和束町のほぼ中心地にある「和束茶カフェ」に行けば、「茶源郷めぐり 和束トレイルマップ」という3つのコースが書かれたマップが置かれているので、ここに車を止めて歩いて回るのが、一番いいのではと思います。
また、レンタサイクルもあるので、利用すれば割りと楽に回れるかなと・・・当然、坂道も多そうではありますが・・・。