鶏足寺(旧飯福寺)の紅葉

2017年11月27日(月)

関西で紅葉の名所といえば、京都なんだろうけど、京都はあまりにも人が多いので、先々週に引き続いて今日も滋賀県に出掛けました。

先々週は湖東にある2つのお寺に行きましたが、今日は湖西を通って、前々から行ってみたかった「ソラノネ食堂」でランチをして、メタセコイア並木を通り、湖北にある「鶏足寺(けいそくじ)」へ向かいます。

鶏足寺は昭和8年(1933年)に焼失し、廃寺となりその後、旧飯福寺が鶏足寺を引き継ぐのですが、そちらも今は廃寺となったようです。


ソラノネ食堂」でランチを済ませて、鶏足寺に向かいますが、ちょうど「メタセコイア並木」の近くを通るので、その並木道を通り抜けてみることに。

ちょうど1年前のメタセコイアは、もっと色づいてきれいでしたが、今回はイマイチ紅葉してないですね。それでも観光客は多いです。

ということで、約2.4Kmの並木を走り抜けました。


午後12時半頃に到着、鶏足寺近くに駐車場はなく、紅葉の期間のみ数か所に臨時駐車場ができるのですが、最近は有名になって平日でも観光客が多く、少しでしたが待たされました。

駐車場は無料ですが、紅葉散策金として200円を支払い、約1.3Kmを歩いて鶏足寺に向かいます。


途中、与志漏(よしろ)神社の参道を通って行くのですが、その参道両側にあるモミジがとてもきれいです。
と、これを見て鶏足寺の紅葉を、これ以上に期待する訳なのですが・・・。


色合いがなんとも素晴らしい。


参道途中にある鐘楼前あたりの紅葉が一番見事ですね。
ひとつのモミジの木ほぼすべてが、黄色く染まっているのは初めて見るかも。


黄色一色のモミジがいい。


ほとんどの人は、鶏足寺に向かっているようですが、この神社に関しては、誰ひとり見向きもしないですね。
とりあえず私たちは、素通りはやめて参拝してきました。

与志漏神社の境内にはまた、「己高閣(ここうかく)・世代閣(よしろかく)」という文化財収蔵庫があり、鶏足寺の観音像もここに納められているらしい。


神社を抜けてこの先、あの山に向かって歩き始めます。


まだ先があります。


もう少しかな。


やっと到着。

ここから鶏足寺の参道なのですが、この先数十メートルは立ち入ることができません。
そう、ここが落ち葉で真っ赤に埋め尽くす絶景として、有名になった場所なんです。
しかし、ほぼ落葉してしまって、落ちた葉も枯れてきていますね。やはり来るのが遅かったようです。

この写真ですが、正面から撮れていません。
何人かのカメラマンが最前列を占拠して、中には三脚を立てて写し出す輩もいるし、あまりにもマナーがね。なので遠慮してちょっと横から手を少し延ばして、スマホで撮った写真です。


これはその数十メートル先の反対側からの写真です。こちらは人もほとんどいません。


石の階段を上がるとお堂があります。もちろん使われていませんが、賽銭箱が置かれていたので、気持ちだけ入れて少し手を合わしておきました。本堂はもっと山の上にあるみたいです。

お堂から下を見ると、紅葉はまだ残ってるけど寂しくなってきてますね。


約1時間30分の散策でしたが、鶏足寺より与志漏神社の参道のモミジが一番キレイだった。

帰りは湖東を通ります。つまり今日は琵琶湖を一周したことになる訳ですね。少々疲れました。


帰る途中、信楽の307号線沿いにある「お茶の洞之園」に寄りました。この看板を見て甘い物が食べたくなり、一度通り過ぎたけど、妻も食べたいと言うことでUターン、しばしの休憩です。


小さなお店ですが、人気のあるお店のようです。この辺りは朝宮茶の産地で、ぜんざいやわらび餅など、甘味物以外にお茶の販売もしています。


囲炉裏のあるテーブルに座って、「栗ぜんざい」をお願いしました。
待っている間、出されたお茶を何気なく飲んでビックリ、なんとこのお茶の旨いこと。
小さな急須に入っているので、囲炉裏の上のお湯を注げば何杯でもお代かわりできます。

甘味を抑えたぜんざいも美味しいこと。妻も絶賛でしたね。帰りには、カウンターに並んでいる草餅もついつい買ってしまいました。

また、来よ~と。

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