2018年11月24日(土)
紅葉シーズン3連休の中日、車や人が多いのを覚悟でとりあえず出掛けることに。
行ったのは京都府笠置町の「笠置寺」境内にある「笠置山もみじ公園」です。笠置山自然公園にあって、春はサクラでも有名?な場所であり、ネットで調べると紅葉の名所としても紹介されています。
笠置寺は標高289mの山頂にあって、車は近い場所にある山上駐車場(500円)まで行けますが、道は狭くすれ違いが困難な箇所が多いです。
駐車場から歩いて5分ほどで山門に到着、山門をくぐり拝観料一人300円を払って境内に入ります。
順路に従って少し行くと紅葉の第一ポイント、この一画だけなんだけどキレイな紅葉が見られます。
この巨大な石は、弥勒磨崖仏(みろくまがいぶつ)といい、自然の石に彫られた仏像で、今は見えなくなっているけど、かつては弥勒菩薩が刻まれていたんだとか。
このお寺には、御本尊が納められた本堂らしき建物がなく、参拝はどこで?と思っていたのですが、この巨石が御本尊であり、この前にある「正月堂」という建物が本堂だった、というのが後で分かりました。
なので、参拝はこの弥勒磨崖仏に向かって手を合わすのだと思いますが、すでに遅しですね。
ここ笠置山にはたくさんの巨石があります。
これは「胎内くぐり」と呼ばれる巨石で、この穴を通り抜けて行きます。
こんな見晴らしのいい場所もあります。
中央を流れる川が木津川です。
写真では一部だけでしたが、アップダウンの厳しい道や、狭い石のトンネルをくぐって、修験道と呼ばれる修行の道を進んで行きます。
そして最後に「笠置山もみじ公園」を見下ろす場所に出てきます。
落葉も徐々に進み、地面が見えないほどの落ち葉で、下を見ても・・・
もみじ公園自体は広くないけど、紅葉が凝縮された感じで十分堪能できるかと。
もみじ公園を抜けると山門近くまで戻るので、このもみじ公園だけを目的に行く場合は、あの修験道を通る必要はないですね。
で、結局心配していた混雑ぶりはと言うと、山上までの道、駐車場、そしてお寺の中も人は少なくて、拍子抜けしました。
あまりメジャーではないから?案外穴場かも。