昔(かなりの)は臼・杵を使った餅つきが年末の風物詩だったのですが、今ではもう見ることもないですね。我が家では毎年、もちろん臼・杵ではなく、餅つき機を使って、つきたてのお餅で昼食にするのが、いつからか恒例になっています。
餅つき機は20年ほど前にもらったもので、家の電化製品の中では最年長になると思います。若干油切れのような異音がするものの、今のところ問題なく使えています。
この餅つき機、一度につくことができる量は1.4Kg(8~9合ほど)ですが、我が家はこれで十分、いつも2回(一升半ほど)だけしかつきません。餅の消費はほとんどが雑煮なので、正月三が日分とあといくらかあれば十分なんですね。
ちょうど蒸し終わって、これからつき始めるのですが、だいたい12、3分でつき上がります。
今年は1Kg×2回で、いつもより少なめ。1回目はもち米だけを使って普通のお餅として、2回目は普通のお米と、もち米を混ぜた「福もち」というのを作ります。この「福もち」のつぶつぶ感が好きで、ほぼ毎回このパターンでの餅つきとなります。
最初につき上がったお餅で、まずは昼食にします。適当にちぎって、大根おろし、きな粉、海苔、餡で食べるのですが、つきたては美味しいので、ついたくさん食べてしまいますね。
満腹になると、後は丸めて正月用に・・・・不揃いでも気にしない。餡入りのお餅もいくつか作ります。
そして、餅の粉で真っ白になりながら、この後2回目をつき終えると年末の行事も終了。