「2.山登り・ハイキング」カテゴリーアーカイブ

日本百名山 福井県の荒島岳(1,523m)へ

2022年5月23日(月)

今日は会社の仲間2人と日本百名山のひとつ、福井県の荒島岳に行って来た。

午前3時頃に家を出発。途中で連れを一人拾って、京都南ICから名神に入り、草津PAでもう一人と合流、北陸道の福井ICで降りて、大野市街より少し東に入った登山者用駐車場に予定通り7時半前に到着。

駐車場から少し先にある登山口から小荒島岳、シャクナゲ平、中荒島岳、そして荒島岳までの、片道約6Kmの「中出(なかんで)コース」と言われるルートを往復します。

7時15分頃、中出(なかんで)コース駐車場に到着。さすがに平日の朝なので、4、5台の車が止まっているのみ。写真奥の駐車場入り口の小さな建物がトイレです。

(^^♪腰に手ぬぐいぶら下げて~♫~、写真のおっさんが連れの一人で、小物も含めて上から下まですべて「mont-bell」です。
綺麗な水洗のトイレと、足湯ではなく足水があって、下山後の足を冷たい水で冷やすことができます。
もちろんですが、登山届提出所には予め作成しておいた登山届を出しました。
この登山マップによると、中出コースで荒島岳まで3時間10分ほどなのですが、実際には・・・。
ちょうど7時30分、スタートします。
ここが中出コースの登山口。
しばらくはなだらか?な上りが続く。
所々に急斜面もあり、結構辛い。
少し開けた場所に出てきた。今日は雲が多くて天気は今ひとつ。
ちょうど10時、小荒島岳に着いた。向こうに見えるのが荒島岳、まだ遠い!!
スタートから2時間半、標高差800m以上を4Kmほどを登って来たことに。
この時点でかなりヘロヘロ状態😫
10時40分頃、別ルートと合流するシャクナゲ平に到着。
もう一人の連れも結構疲れている様子。ここで長めの休憩です。
残すところあと1.2Kmほど。頑張ります。
ますます厳しくなってきた。
ここで、雪を被った白山が見えてきた!!😀
手前のピークが中荒島岳で、その向こうが荒島岳ですね。
この辺りに来ると、まだ雪が残ってる。
12時5分、中荒島岳に到着。もう気力のみ。
先行の二人には追い付けない。
12時30分、やっとやっと荒島岳山頂に到着。疲労困憊です。
多分1人だったら途中で引き返していたんだろな・・・と思う。
山頂の小さな神社に置いてあった。誰が描いたのだろうか❓
360度、周りには非常にたくさんの山があるんですねぇ。
素晴らしい眺め。すべての山に名前が付いているんだろうなと感心。
景色に見入って疲れも忘れ、写真も一通り撮り終えると、次の楽しみが昼ゴハン。
いつもと同じで、おにぎりとカップ麺だけなんだけど最高に旨い。
1時間と少し休憩して午後1時40分頃に下山開始。下りは足が辛くて、急坂では数回転び、その度にまた骨折するんではと思いました。

↓↓途中出会った小さな花たち↓↓

今回は今までとは違って少し厳しいかもと、覚悟して行ったのですが、少しではなく非常にきつかったですね。
駐車場に戻ったときは、足はガクガク、座り込むとしばらく動けませんでした。

体力的にはまだまだということを改めて感じました。約9時間半もかかった長~い登山でした。

でも、景色は抜群に良かった。途中から見え始めた雪を被った白山の姿や、頂上に立った時、360度の眺望はとても素晴らしくて、やっぱりこれが登山の魅力だなと思いました😉

春日大社から若草山、東大寺へ

2022年5月15日(日)

春日大社の駐車場に車を止めて、春日大社⇒若草山⇒東大寺と回って来ました。

天候は曇りで気温も少し低めだったので、歩くのには涼しくて気持ちよかった。

朝が早かったので、春日大社から若草山あたりは人も少なかったけど、若草山を下りて東大寺に入った頃になると多くの観光客で賑わってました。

春日大社の駐車場に着いたのが朝8時半頃。まだまだ車も少なく、好きな場所に止めることができた。
まず、二之鳥居から本殿に向かいます。
南門から入って参拝所でお詣りです。
春日大社は灯籠の数が日本一多い神社で、約1,000基の釣り灯籠と、約2,000基の石燈籠があるそうです。
灯籠に火が灯った風景も見てみたいですね。
御本殿をぐるっと囲む回廊。西回廊を抜けて若草山へと向かいます。
南ゲートで、入山料150円を支払います。
芝生がとても綺麗
ゲートを入ると、南ルートの登山道があるので、ここから登ります。
傾斜はきつくないですが、広い芝生の中に作られた長い階段を登って行きます。
階段がなくなり、緩やかな斜面に変わります。
遮るものがないので、気持ちがいい。
南ゲートから登ると「一重目」ではなく、先に「二重目」に到着ですね。
奈良市街が一望。手前の大きな建物は東大寺かな。
「三重目」の展望所に到着。
若草山は別名「三笠山」と呼ばれることから、一重目、二重目、三重目と呼ばれる3つの頂があります。
展望所のすぐ横に「鶯塚古墳(うぐいすづかこふん)」があって、この先を上がると山頂。
若草山の山頂三角点(341.8 m)
いい眺め。
帰りは北ゲート側の方向へ下って行き、東大寺に向かいます。
「一重目」まで降りて来た。
ここで、ちょっと休憩。
広い芝生はいいけど、所々にあるシカの糞が難点。
北ゲートまで降りて来た。
東大寺三月堂
東大寺二月堂
東大寺四月堂
日本三大名鐘のひとつ、東大寺鐘楼は鐘の高さが4m近く、重量は26トンもあるそうです。
東大寺中門
この向こうが大仏殿ですが、この辺りに来ると観光客も多いし、拝観料(二人で1,200円)もいるので、大仏殿はパス。
東大寺南門を抜けて・・・
春日大社の参道に入って、駐車場へ戻ります。

伏見稲荷大社(稲荷山山頂)へ

2022年5月7日(土)

8年ぶり、2度目の伏見稲荷大社になります。今回は稲荷山山頂と、その少し先にある西野山にも行ってみました。

前回は圧倒的に外国人の方が多く、千本鳥居も大賑わいでしたが、さすがに今は休日でも少ないです。

稲荷山山頂までゆっくり登って、1時間ほどかかりましたが、今日は特に暑いこともあって汗びっしょりでした。

大きな鳥居をくぐると大きな門、楼門です。
楼門の先にあるのが外拝殿。
そして、外拝殿の裏手に回ると更に拝殿?で、この奧に本殿があるのかな?まずはここで参拝です。
それにしても鳥居や建物の鮮やかな朱色は、より神秘的ですね。
ここから鳥居か続きます。
この辺りが千本鳥居のメイン。
あまり人もいないので、写真を撮るのもあまり気を使わなくていい。
鳥居の数は稲荷山全体で約1万基なんだとか。
大きな鳥居
休憩ができる茶屋のある手前、見晴らしのいい開けた場所があり、京都市の南部が一望できます。
境内のあちこちにいるキツネ。どのキツネも何かを咥えていたような・・・。
階段が続くちょっと苦しいところ。
茶屋の先からは、ぐっと人の数も減りますね。
えっ、ここが山頂?ここが標高233mの稲荷山山頂なんだって。
いつもの山登りの山頂到着とは違いますね。稲荷山全体が伏見稲荷大社なんですねぇ。
更に階段の先には一ノ峰上社。本当のてっぺんですね。
少し戻って、立ち並ぶ鳥居を途中から外れると、西野山への道がありました。
一旦下って登り返すと西野山に到着。でも、何もない。展望もない。
この光景、山登りしてるって感じ。
また下って、また登って戻ります。
帰り道の鳥居もほとんど人に会いません。

歩いた距離5.3Km、約3時間かかりました。参拝しながら頂上まで行くのは大変ですが、結構な年配の方で登っている人を見ると偉いなあと思いますね。

また、コロナウィルスと共存の毎日、これからは外国人の入国も多くなり、ここ伏見稲荷大社も大勢の人で賑わってくるのでしょうね。

大峰山(山上ヶ岳)の世界遺産 大峰山寺へ

2022年5月3日(火)

会社の仲間と3人で奈良の山上ヶ岳(さんじょうがたけ)へ行ってきた。

山頂の大峰山寺が建つ山上ヶ岳は、今も女人禁制の山であり、修験道の聖地として信仰されています。

朝5時前に起きて家を出たのが5時20分、大橋茶屋駐車場に到着したのが7時45分頃。駐車場はほぼいっぱいで、誘導されたのは登山口から少し遠い場所。

今日5月3日は、大峰山寺の本堂の扉を開ける戸開式(とあけしき)の日であり、またゴールデンウィークでもあるので、登山客も多いだろうとは思っていました。

駐車料金1,000円也を払います。
清浄大橋を渡ってスタートです。
清浄大橋を渡って少し先にあります。今も続くする女人禁制の道、この「女人結界門」から先は女性が入ることができません。
8時30分頃、一本松茶屋に到着、少し休憩です。
緩やかな斜面が続きます。
9時10分頃、水飲み場「お助け水」に到着。皆さんここで休憩されてました。
9時30分、洞辻茶屋に到着。
洞辻茶屋の中には売店もありました。ここでも暫しの休憩。
10時頃、陀羅尼助茶屋を通過。
陀羅尼助茶屋を出てすぐ、ここから「行者道」と「平成新道」に分かれます。
左の行者道を進みます。
ちょっと厳しくなってきたが、前を歩く連れの二人は平気そう。
10時15分頃、鎖場を登って鐘掛岩に到着。
鐘掛岩の展望台からは素晴らしい景色が広がってます。
連れの二人、果敢にも鐘掛岩の行場に挑戦・・・しかし、途中で諦めたよう。もちろん私はこの岩を見ただけで挑戦する気もなく、下から応援のみ。
結局3人で右の巻き道から迂回します。
まだ少し雪が残っている所も。
そろそろ大峯山寺が近くなってきた。
青い空が気持ちいい。
テレビでも紹介される「西の覗」。
ロープを体に巻いて、崖から突き出される行場です。
写真では怖さが伝わらないですが、覗こうとしても、怖くて顔を出すことができません。 スマホだけを出して撮りました。
いよいよ大峰山寺へ。
11時少し前、世界遺産の大峰山寺本堂に到着です。
しかし、扉は開いていません。例年であれば早朝に戸開式が行われるのですが、今年は午後1時からなんだそうです。
山上ヶ岳頂上へは、大峰山寺からすぐ。
頂上のお花畑に到着。 お花畑といっても、一面には笹が茂っているだけ。
少し離れた場所にありました。一等三角点。
素晴らしい眺めです。
南方向、右手前が「稲村ヶ岳」、真ん中より少し左側が近畿最高峰の「八経ヶ岳」だそうです。
昼食場所を探します。
適当な場所を見つけてセッティング
大パノラマを眺めながらの昼食タイム。
12時15分、名残惜しいけど、十分休憩も摂れたので下山します。

大橋茶屋駐車場から標高1719mの頂上までの標高差が約800m、片道約5Kmの距離は、体力的にも不安でしたがなんとか登頂。 駐車場に戻った時は、さすがにへばってましたが、最高の天気でとても楽しかった。

兵庫県 ささやまの森公園から深山へ

2022年4月30日(土)

大阪と京都の境界に位置する「深山(みやま)」へ、兵庫県立ささやまの森公園側から登ってきました。

往きは東尾根ルートで舩谷山・深山へ向かうルートで、最初は少しキツかったけど新緑を楽しみながら歩きました。

帰りは舩谷山から深山古道を通る谷ルートを選んだのですが、これが結構急な川沿いの坂で、濡れた石がゴロゴロしていて滑りやすく、とても疲れました。

天気は雲ひとつない最高の快晴で、気温も高くなく、少し冷たい風がとても気持ち良かった。

10時半頃、ささやまの森公園駐車場に車を止めます。
土曜日だけど、それほど多くの車ではないですね。
園内建物の中にあるトイレを借りてからスタート。
まずは、東尾根ルートで舩谷山を目指します。
園内にはいくつもの散策路があって、そこから舩谷山や深山へ続く登山道があります。
この少し先を右に登って行きます。
いきなりの急登と・・・
階段が続く結構辛い前半戦です。
東屋のある展望所で少し休憩。
見えるのは八幡谷ダム湖で、手前にささやまの森公園の駐車場。
新緑の木々が素晴らしい。
ここは蛇岩展望台・・・と、書いてあった。
けど、あまり展望は良くない。スマホを頭上にかざして撮った一枚。
更に登って行きます。
時々、木々の間から遠くの景色が見えてきた。
見上げると、葉の緑と間から見える青空がキレイ。
舩谷山(ふなたにやま)に到着したけど、眺望なし。
舩谷山山頂は、ちょうど兵庫、大阪、京都の3府県の境界地点になります。
深山まであと30分の所まで来た。
この辺りには、色とりどりのキレイな葉っぱの木がたくさんありました。
辺りが開けてきたと思ったら、急に山頂が見えてきた。
山頂にある深山神社の裏手に到着。素晴らしい絶景が待ってました。
神社表に回ってまずは参拝。
ありました、山頂を示すプレート。
何はともあれ腹ペコなので、絶景の見える場所に座って昼ゴハン。
お椀で食べるカップヌードルとコンビニおにぎり。ご馳走ではないけどやっぱり美味しい。
絶景その1、西方向。
ラジコンのグライダーを飛ばしている方がいました。
絶景その2、北方向。
絶景その3、東方向。
どこを見ても澄んだ空気で真っ青な空、雲ひとつない。
山頂一帯が神社みたい。
広々とした山頂です。
独り占め~!!
ずっと眺めていても飽きません。老眼+近眼、ついでに花粉症も治りませんかねぇ。
では、下山します。帰りは舩谷山から深山古道を通る谷ルートです。
川沿いを下って行くのですが・・・

実は、途中通行止めの看板を見逃して、ルートから外れてしまいました。徐々に急斜面になり、歩くのが困難になったところで、おかしいと気付いて引き返したのですが、そのまま無理して進んでいれば、後にも先にも行けなくなっていたかも知れません。

ルートとほぼ平行に進んでいたので、スマホの地図でも分からなかったんです。いやあ、危ないですね。

この辺りまで来ると、園内でハイキングを楽しんでいる人も見かけるようになりました。ゴールまでもうすぐ。
到着~。疲れました。

今日は最高の天気で、山頂からの景色も最高だった。低山でもこれだけの素晴らしい景色が見れるのなら十分満足できますね。