「2018-01 香川」カテゴリーアーカイブ

雪の宿から徳島「渦の道」へ – 2日目

一日目より

2018年1月中旬

まだ早朝の暗い時間に目が覚め、外を確認すると、もう雪はほとんど降っていませんでした。でも、よく見ると昨日に比べて更に積もっている感じ。

妻が、3時頃に目が覚めて外を見ると、かなり降っていたと証言、やはり犯人の雪は暗いうちから行動を起こしていた訳だ。

・・・ということで、今日の一日は朝5時半頃の真っ暗な時間帯から始まりました。


部屋が明るいと外がよく見えないので、部屋の照明を消してしばらく雪景色を眺めていました。ときおり、木に積もった雪が、ザーっと落ちていくのが見えます。
実際に落ちる音は聞こえないけど、とても静かな中からは、その音が聞こえてくるような感じ。


二人で写真を撮ろうと、車に積んだままのカメラの三脚を取りに外に出てみると、思った以上に積もっていました。

朝食も美味しくいただき、チェックアウト時間の11時前まで、部屋のお風呂など楽しんだあと宿をあとにしました。

帰りは徳島道を通って、大鳴門橋の下を歩くことができる「渦の道」に寄ることにしていました。
ところが、徳島道が雪の影響で通行止めになっているらしく、少し時間がかかるけど一般道で向かうことに。


じゃあ、どこかで美味しそうなうどんを食べようとなって、途中で見つけたのがこの「もり家」というところ。

ちょうど昼どきだったので、客は多かったですね。セルフ的な店ではなく、テーブルに案内されると注文を聞かれ、お勧めの「かき揚げおろしうどん」をお願いしました。

で、写真はこれだけなんです。丼に載った巨大なかき揚げにビックリして、写真に撮ることをすっかり忘れていて、気が付いたときはもうすでに遅し・・でした。

うどんは適度なコシがあって美味しかったです。通りがかりに偶然見つけた店だったので、どうなんだろうと思いましたが、後で調べるとなかなかの人気店のようでした。


鳴門公園駐車場に車を止めると、すぐ前にある土産物屋からエスカレーターとエレベーターで、展望台に行くことができます。目の前の大鳴門橋や鳴門海峡、その向こうには淡路島が一望できます。

エスカレーターは先が見えないくらい長くて、なんでも東洋一だとか。ただし、有料で往復400円かかるんだけどね。


素晴らしい眺めです。その昔、この橋がないとき、フェリーで20分ほどかけて渡っていたっけ。


「渦の道」に向かう途中、高速道路を横断するのですが、その高速道路の上を通る歩道橋からの眺望です。


高速道路の上を通ったかと思いきや、降りると今度は高速道路下のトンネルをくぐります。そして、しばらく歩くとこの渦の道への入り口が見えてきます。
今日の渦の見頃時刻が書かれていますが、残念ながら今の時間は見頃ではないですね。

この右手を進んで行くと・・・


この建物に入り、料金510円を支払っていよいよ橋桁の中に作られた遊歩道に向かいます。

実は、先ほどのエスカレータで上がった展望台と、渦の道のセット券があるのが後で分かったんです。それだと1人200円安かったんですけどね。


450m先の展望室まで続くこの長~い通路を歩くのだけど、両サイドは金網だけなので寒い。


終点は広い展望室になっていて、45m下の波の様子が見れるガラス床があります。もちろんその上を歩いても大丈夫ですが、恐くて無理。
途中の通路にも2ヵ所ほどありましたが、知らずに歩いてきて急に足下に現れたらビックリでしょうね。


渦潮観潮船ですね。船からだと間近に見えて迫力がありそうだけど、この時間帯はほとんど渦も見えないですね。
4年ほど前に淡路島側から乗りましたが、その時も大きな渦は見えませんでした。

■渦潮は、瀬戸内海と紀伊水道の干満差により、激しい潮流が発生することによりできる「自然現象」です。春と秋の大潮時に最大となり、直径20mにも達する渦潮の大きさは世界一といわれています。1日のうちで潮流が最速となる時間帯に最も迫力ある渦潮が発生し、潮の流れない時間帯には渦潮を見ることはできません。(渦の道のHPより)

では、鳴門北ICから高速に乗り、家に向かいます。


明石海峡大橋の手前、淡路SAで休憩。
ここからは橋の全景を眺めめることができ、下り側のSAには大観覧車もあって、乗ったことはないけど、素晴らしい景色が見れるんだとか。


明石海峡大橋も何度か通っていますが、実家(愛媛)に帰省するときは、瀬戸大橋経由の方が高速料金が少し安いので、回数的には少ないです。

家まであと1時間半ほどかなあ。
結構疲れました。
ゆっくりと帰ります。

終わり。

「こんぴらさん」から雪の宿へ ー 1日目

2018年1月中旬

ちょうど旅行の当日あたりから、全国的に大寒波で各地に雪の予報が出ていましたが、行き先の天気予報を見ても雪はなさそうでした。
しかし、一応念のため冬用のタイヤに履き替えて行くことにしました。

宿は少し山手に入ったところ、ホテルニューアワジ系列の「湯山荘 阿讃琴南(あさんことなみ)」です。

今回の旅行は、香川県にある「こんぴらさん」にお参りに行くことで、他にはこれといった目的はなし。とりあえず当日の昼は讃岐うどんかなあと、そして翌日は大鳴門橋の「渦の道」に寄って帰るだけの予定にしました。

往きは山陽道から瀬戸大橋を渡って香川県に入り、翌日は徳島から淡路島に渡り、明石海峡大橋を通って帰るルートです。


瀬戸大橋は実家に帰るために、何十回ともなく通っているけど、その度にこの巨大な建造物を作れることに感心します。

瀬戸大橋を渡ってすぐ、坂出ICで降ります。ちょうど昼どきで、向かった先は事前にネットで調べておいた「なかむら」といううどん屋さん。


ナビでやってきましたが、看板らしきものは見当たりませんね。前まで来ても、道からはこの暖簾も見えないので、通りすがりに入る客はなさそう。

結構な有名店らしいので、混んでいるのではと思ったけど、案外空いていました。


丼に麺を受け取り、天ぷらなどのトッピングを選んだら、会計をして一旦外に出ます。
別小屋に入り、そこでつゆを入れ、空いている席を見つけていただくというシステムですね。

かけうどんにエビのかき揚げと細長い天ぷら、それにおにぎりをチョイス。妻はきつねうどんでした。

麺は細目で柔らかく、温かいうどんだったからなのか、あまりコシもなくて、これが讃岐うどん?と、ちょっとがっかりだったかな。つゆはいりこ出汁で結構な薄味でした。

では「こんぴらさん」に向けて出発。あと2、30分かかるかな。

午後1時前に到着です。駐車場を探してキョロキョロしていると、まだ上まで行けると手招きされ、じゃあ少しでも近い場所にと思い、行った先は土産物屋の料金が少し高めの駐車場でした。その手招きした兄ちゃんの思う壺だった訳だ(-_-;)

これから御本宮まで石段を上がって行く訳だけど、参道入り口の1段目からではなく、数十段をパスして途中からとなりました。


このかごで客を乗せているシーンを、テレビで何度か見たことがありますね。運んでくれるのは、御本宮までの785段の内、大門の365段までで、登り5,300円、下り3,200円というからビックリな値段ですね。


松浦百段堂という店、ちょうど100段目にあるからかな。


「一ノ坂」という、大門まで続く特に急な石段となります。


ここで294段目、上に見えているのが大門です。


大門に到着です。ここから先が境内になります。しかし、まだ半分も来ていないけど結構きつい。


大門からはしばらく平坦な石畳の道が続きます。


馬屋には神様の馬である「神馬(しんめ)」がいました。


巨大な船のスクリューが奉ってあります。


国の重要文化財の「旭社」。御本宮に負けないくらいの立派な建物だったので「到着した?」と思ってしまいました。ここまでで628段だそう。


旭社を右手に行くと「賢木門(さかきもん)」。そして最後の難関、最も急角度の石段が続きます。


金のプレートに書かれているのは「あと少し。御本宮まで133段!登って幸せ。福が来る!」。もう一息。


785段を制覇!ついに御本宮に到着。見所もたくさんあり、ゆっくり登ってきたので、それほどの疲れた感はないかな。

ここから先、奥社まではさらに583段の石段が続きますが、残念というか、ラッキーというか、昨年の台風18号で参拝道が崩落したらしく、行くことができないようです。


御本宮右手には展望台があり、讃岐平野とその向こうには瀬戸大橋や讃岐富士などを望むことができます。
写真中央あたりにあるのが、讃岐富士(正式には「飯野山」)ですね。


御本宮から左に行くと、絵馬堂があります。ここには、
船が描かれた絵馬や写真など、航海安全を祈願するものがたくさん奉納されています。

さて、無事参拝も終えて、後は下って行くだけなので楽チンかと思いますが、これもけっこう足にきます。明日は筋肉痛かなあ。

駐車場に戻ったのが午後2時半だったので、ほぼ往復だけで1時間20分ほどかかりましたね。

では、宿に向かって出発です。


4Km手前に今日の宿「阿讃琴南」の案内板がありました。
山の方に向かっているのですが、周りが徐々に雪で白くなってきます。


夏タイヤだったらヤバいところです。これほど雪が降っているとは思いませんでした。


「阿讃琴南」に到着です。
この辺りは標高300mほどなんですが、やはり山の方に行くと違うんですねえ。ちなみに「こんぴらさん」の御本宮が標高250mなんですけどね。


慣れない雪道の運転から解放されてやっと一息。
このお宿、昨年(2017年)の5月にオープンしたばかりで、どこもきれいです。
ロビーの薪ストーブがとても暖かい。


予約したのは、露天風呂付きType Bで、本館3階の山側にある部屋です。間取りはツインベットとソファーの置かれた1部屋のみ。


この宿には28室の部屋があって、19室が本館、里山ヒュッテと呼ばれるロッジ風の部屋が9棟あるのですが、その里山ヒュッテが窓の外に見えます。

今日は里山ヒュッテの宿泊者がいないので、窓のカーテンを全開にしても大丈夫ですと、部屋に案内していただいたスタッフさんに聞いたのですが、確かにこれだと向こうからは丸見えですね。

なんでもこの寒波の影響で、いくつかキャンセルがあったそうです。また、食事のときに分かったのですが、今日は私達を含めて3組だけのようでした。


部屋の露天風呂です。
既に10センチほど積もってますが、このあとまた降り始めて、入るときは頭にバスタオルを乗せて浸かったのですが、そのバスタオルにも雪が積もってましたもんね。

もちろんこんな雪の中で浸かるのは初めてだし、それも四国でなんてね。でも、雪見風呂もいいものです。

明日の朝はどうなっているんだろ。

2日目に続く

四国の「こんぴらさん」へ

2018年1月9日(火)

昨年の12月20日頃だったか「一休.com」より、5,000円分の割引クーポンが送られてきました。これはラッキーと思いきや、利用期限は1週間しかなく、一刻を争う事態。

まあ、別に使う必要もないのでしょうけど、なんだかもったいない気がして、利用させてもらうことに。

行き先は、香川県にある「こんぴらさん」(正式には「金刀比羅宮」)に決定。初詣を兼ねてどうやろ?ということで、今週行くことになりました。でも、初詣はこの間行ってきたんだけどね。

「こんぴらさん」の参拝は、長い階段を上がらないといけないので、行くなら今のうちだねえ、と前々から言っていたので、いい機会かと。

宿の予約はもちろん「一休.com」からですが、すぐに良さそうな宿が見つかりました。

「こんぴらさん」からは少し離れてはいますが、2017年5月にオープンしたばかりの、「湯山荘 阿讃琴南(あさんことなみ)」というホテルニューアワジ系列の宿です。