空奏テラスから見るびわ湖の絶景(滋賀県近江八幡市)

2021年12月10日(金)

滋賀県近江八幡市の、びわ湖すぐ近くにある長命寺というお寺から2つの山を歩いて来ました。

麓の駐車場から長命寺へ行き、長命寺山(333m)、奥島山(424m)を往復するコースで、距離も短くて低い山なので初心者にはピッタリかな。

駐車場から長命寺までの参道は808段の石段。
808段は結構長い。
お寺のすぐ下にも駐車場があるのですが、あえてこの石段を上ったので、お寺に行くだけでバテバテ。
長命寺は標高約250mの山腹にあるお寺で、西国三十三カ所第31番札所になっています。
お参りを済ますと出発です。
お寺下の駐車場から少し下ったところに登山口がありました。
山に入ってしばらく行くと、いくつかの小さなお地蔵さんに出会えます。
長命山への分岐、ここから一旦長命山に向かいます。
長命寺山(標高333m)に到着。木々に囲まれて眺望なし。
先程の分岐点に戻り次は奥島山に向かいますが、標識には奥島山らしき表示がありません。方向的には合っているので右方向へ。(奥島山には別名があったのですが、この時点では知りません。)
しばらくは平坦な道が続きます。
この辺りは大きな岩がゴロゴロ。
そして、奥島山少し手前にこのコース唯一の展望ポイント「 空奏テラス 」があります。
上部が平らになった大きな石によじ登ると、目の前にびわ湖が見えてきます。
右に見える島は、湖に浮かぶ島として日本で唯一人が住む沖島。今は300人ほどが暮らしているそうで、猫の島としても有名ですね。
びわ湖の素晴らしい眺めですが、気温が上がったためか湖面と対岸の町並みは霧に覆われて見えません。
連なる山々は比良山系で、稜線はクッキリ確認できますね。
雲は少し多いけど、まずまずの天気で青空も綺麗。霧がなければより素晴らしい景色だっただろな。
昼食はもちろん、この大きな岩のテラスでいただきました。
空奏テラスを出発して、折り返し地点の奥島山山頂にはすぐに到着。

そして、木で作った手書きのプレートを見て、途中の標識に奥島山の表示がなかった理由が判明。
奥島山には他に2つの名前があって、ひとつが「津田山」、もうひとつが「姨綺耶山(いきやさん)」と、3つの名前があるみたい。
YAMAPでは奥島山、Googleマップを見ると津田山だったけど、一般的な名前はどれなんだろ?
帰りは、お寺からのあの長い石段ではなく、距離は長いけどクネクネした車の通る坂道を歩きました。

急坂もなく歩き易い登山道で迷うこともないですね。

今日はハイカーさんも少ないようで、すれ違ったのは2組だけでした。なので、空奏テラスでの休憩中も、私たちだけだったのでゆっくりできました。

大阪府 能勢町の山に行って来た

2021年11月29日(月)

そう言えば、最近ずっと登山ネタばかりで、山以外はどこにも行っていないですね。歩けるうちは夫婦で続けられたら、と思っているので、今のところは山優先かな。

と言う訳で、今回も登山ネタです。

今日は大阪府の能勢町にある、行者山・剣尾山・横尾山です。寒いかなと思っていたけど、空は雲ひとつない青空で、とてもいい天気。上着は必要ないほどの暖かさで、気持ちのいい登山日和でした。

午前10時半頃、料金100円也の駐車場に到着。すぐ近くの登山口から出発です。
いきなり階段が続く。
登山口から約15分、高さ5mほどの巨石に描かれた大日如来座像がありました。
そして、その巨石の下にはたくさんの木の枝が・・・??
倒れるといけないので、木の枝をつっかい棒にしているのかな?
なので、私たちも木の枝を拾ってしっかり倒れないように・・・(笑)
行者山の頂上までは、大きな岩がいくつもあります。
登山口から歩き始めて約40分、標高約468mの行者山頂上に到着。眺望がいい訳でもないので先に進みます。
結構お疲れの様子
相変わらず周囲は木ばかりだけど、見上げると空は雲ひとつない良い天気
赤い前掛けをしたお地蔵さんが6体並ぶ、六地蔵に到着。
剣尾山までもうすぐ
12時半過ぎ、標高784mの剣尾山山頂に到着
山頂には巨石があり、その上からの眺めが素晴らしい。
ちょうどその石の上では先客が一人休憩中。ここまで唯一会ったハイカーさんで、女性の方でした。
この標識、主な場所と距離を示しているのですが、字が消えてしまってほとんど読めません。

では、予定通りにこの眺めのいい場所で昼食にします。
休憩後、次は3つ目の山、横尾山に向かって出発。
途中にあった平面の白い大きな板。電波を反射させる反射板のようです。
ちょうど午後2時になりました。
剣尾山とほぼ同じ高さの横尾山(標高784.8m)に到着です。
横尾山からの眺め。
後は下って行くだけ。
横尾山からの下山は、岩も多く急坂も続くので、かなり足にきますね。
「これより先は急な坂道のため、お年寄りやお子様など、自信のない人は通らないで下さい。」とあります。
私たちもどちらかと言うと年寄り側なので、やっぱり厳しいかな。
下山完了。

所々に巨石のある山で、急登もありますが、ロープや鎖が必要な場所もなく、整備された安心安全のルートでした。