大阪府大東市の飯盛山へ

2021年11月20日(土)

河内飯盛山は、大阪府四条畷市と大東市にまたがる標高314mの山。

妻が近々友人と飯盛山に行くということで、急遽下見に行こうとなり、軽く登ってくるつもりで出掛けました。

JR四条畷駅から四条畷神社~飯盛山~野崎観音~JR野崎駅へのルートで、珍しく電車での移動です。

10時5分、JR四条畷駅に到着。
四条畷神社まで、緩やかな上りを約1Km歩き・・・
まずは、お詣りをしてから・・・
飯盛山展望コースで山頂を目指します。
ところが、軽く登るはずだったのに、続く急坂と段差のある階段に息が上り汗だく。今日は気温が高いこともあるけど、何だか以前の体力に戻ってしまった感じ。今日は妻の方が元気。。
眺望270°スポットと言われる展望所、しばらく休憩です。
大阪市内まで一望できます。
真っ赤に紅葉しているモミジがありました。
山頂すぐ手前の展望台に到着。
左方向には日本で一番高い高層複合ビル「あべのハルカス」も見えます。
飯盛山(標高314m)山頂、四条畷神社から1時間10分かかりました。
昼は山頂から少し離れた人のいない場所で済ませ、後は野崎観音側に向かって下山です。
野崎観音までは、絵日傘(七曲り)コースを通って下ります。こちらも階段は多いけど、野崎観音からの逆コースで登った方が楽そう。
午後1時10分、野崎観音に到着。お詣りをしてからJR野崎駅へ向かいます。

四条畷神社から山頂まで、標高差は250mほどしかなく、歩いた距離も5Kmほど。なのに疲れた。まだまだ修行が足りません。

近畿の屋根、奈良県「大台ヶ原」

2021年11月12日(金)

大台ヶ原は屋久島と並んで日本で最も雨が多く、年間降水量は平均的な都市の4倍と言われ、一日で東京の一年分の雨が降ったこともあるらしい。

今日は雲も多かったけど、キレイな青空を見ることもできたし、素晴らしい海や山の絶景を見ることもできた。

11時頃に大台ヶ原ビジターセンター前の駐車場に到着。家から約4時間、途中で道を間違えたこともあって結構かかった。
駐車場はガラガラ。週末はとても多いらしいけど、紅葉もほぼ終わった平日でもあるしね。
それにしても寒い。車の外気温計を見ると3℃だったので、吹きさらしの山頂では更に寒そう。
大台ヶ原駐車場から、日出ヶ岳(三重県の最高峰で標高1,695m)⇒正木ヶ原⇒牛石ヶ原⇒大蛇倉グラ⇒シオカラ谷吊り橋、そして大台ヶ原駐車場とぐるっと一周。

出発地点ですでに標高1,600m近くあるので、日出ヶ岳までは100mほど登るだけ。後は下りが続き、最後に少し急登があるけど、初心者でも 手軽に楽しめるコースです。
最初は平坦な道が1Km以上続く。
日出ヶ岳方向と正木ヶ原方面への分岐点にある展望所、ここで一気に視界が開けてきた。
展望所からは太平洋側、熊野灘の素晴らしい景色が広がる。以外に海が近いことが分かりますね。
条件がいいと富士山も見えるらしい。今日はそこそこ条件は良さそうだけど見つけられませんでした。

では、三重県最高峰の日出ヶ岳(標高1,695m)に向かって歩きます。といってもあと300mほど。
少し歩いた先にこの階段があります。ここを上がると展望台ですが、まだ先には長い階段が続いている。
日出ヶ岳山頂に建つ展望台が見えてきた。
展望台に上がると、更に素晴らしい景色が待ってました。
頂上を示すプレート、展望台裏にありました。
展望台で昼食にしようと思っていたけど、とても風が強くて寒いので、展望台での昼食は諦めて先に進むことに。
正木ヶ原に向け一旦戻ります。
日出ヶ岳山頂の展望台が小さく見える。
もう雪は残ってませんが、昨晩降った雪で今朝、誰かが作ったんでしょうね。
寒いはずです。
立ち枯れした木々の風景が幻想的ですね。
正木峠から正木ヶ原にかけては、立ち枯れの木や倒木が多く、地面をササだけが被った光景が続きます。
昔はたくさんの草木が生えていたが、台風による倒木や森林伐採によりコケ類が減り、代わりにこのようにササが増えたことで、ササを主食とするシカも増え、そのシカが木の皮も食べるようになり、木が立ち枯れてしまうなど、シカの食害により森林破壊が進んでいると言われています。
雲の流れがとても早くて、曇ったと思えば晴れて太陽が出てきたりと、さまざまな姿に形を変えながら流れて行きます。
薄い雲に覆われ、なんだか秋らしいシーンもあります。
牛石ヶ原にある「神武天皇(じんむてんのう)」の銅像、高さ約2mで重量は約4.5tあるんだとか。
大台ヶ原を代表する景勝地「大蛇グラ」への分岐。
約800mの断崖絶壁の大きな岩がせり出した展望所で、周りには安全柵が設置されてます。安全柵といっても広い間隔で鎖が取り付けられているだけなので、鎖の間から滑り落ちると100%助かることはなさそう。
岩の上を先端まで行っての撮影ですが、寒さも忘れて緊張しながらの撮影です。
素晴らしい山並み。奥には大峯山脈が見渡せます。
大蛇グラへの分岐点まで戻り、ここからは下って行きます。
足場の悪い急な下りが、結構な距離続きます。
かなり下り続けてやっと「シオカラ谷吊り橋」に到着。吊り橋の下はキレイな水が流れる渓谷になってますね。
「シオカラ谷吊り橋」 までかなり下ったので、その分登る必要があります。登れば駐車場に到着なのですが、かなりの急登で結構キツイ。

駐車場に戻ったのが午後3時40分頃、コーヒーでも飲んで休憩したいということで、土産物屋の食堂に入ると「ぜんざい」があるのを見つけて即それに決定。暫しの休憩のあと家に向けて出発しました。

金勝(こんぜ)アルプスの山歩き

2021年11月6日(土)

びわ湖南部の金勝アルプス(鶏冠山から竜王山の山々)
は2度目ですが、前回行っていない竜王山と落ヶ滝を見るために行ってきました。

今回は駐車場のある横ヶ峯展望所からスタートして、竜王山、天狗岩を経て落ヶ滝を往復するコース。
往きは落ヶ滝までほぼ下り。なので帰りは登りが続く逆パターンになり、結構疲れました。

家から約1時間半で横ヶ峯展望所に到着。 駐車できる台数が少なく、奥までいっぱい。写真より手前の空きスペースに駐車。
10時45分、駐車場すぐ横の登山口からスタート。
少し登りがあって・・・
なんと、10分ほどで今回一番高い竜王山(604m)山頂に到着。
後はほぼ下り、まずは天狗岩を目指します。
この標識によると天狗岩まで700m、30分かかる模様。
このあたりから巨岩が多くなってきた。
この狭い岩の間を通り抜けないと先に進めない?通れない体の人もいそう。
更に下って行きます。
それにしても、デカい口。
確かこの岩の向こうは崖。落ちそうで落ちないバランスで立ってます。
天狗岩が見えてきた。
天狗岩の全景。
11時40分、天狗岩に到着。
人気のある場所だけに、天狗岩の上も下も人でいっぱい。ここでお昼にしようと思ったけどスルーすることに。
何か名前のある岩?何かの顔に見えなくはないね。
びわ湖が見えます。
こんな岩のトンネルもあるけど、誰が持ち上げた?
まだまだ下ります。
12時25分、落ヶ滝への分岐点に到着。
ここはロープを伝って降ります。
足元の水溜まりにリンドウを見つけた。
ここにもロープ。
この辺り一体すべて岩?としたらどんだけデカいんだろ?
落ヶ滝までの登山道には水が流れている所も多く、道と言うよりも沢の中を歩いている感じ。
午後1時、やっと落ヶ滝に到着。
高さ20mの滝だけど水量は少なめ。水の音もほとんどしないので、近くに行くまで滝があることに気づかないですね。
落ヶ滝で昼にしようと思っていたが、腰を下ろして休憩できる場所がなく、お腹も空いたけど仕方なく写真を撮っただけですぐにUターン。
結局、お昼は道端のちょっと邪魔にならない場所で食べることなってしまった。

ここの登山ルートには巨岩や奇岩がたくさんあり、ロープを使って上り降りする場所もあるので、変化があって案外楽しく歩けました。でも、妻はどうも苦手のようでした。

兵庫県の鉢伏山へ

2021年10月28日(木)

今日は妻と二人で軽めの登山。行って来たのは兵庫県の鉢伏山。

冬はスキー客で賑わうハチ高原スキー場の駐車場から登山開始。鉢伏山の標高は1,221mあるけど、駐車場が標高870mほどの所にあるので、約350m登るだけだね。

朝、7時過ぎに家を出て着いたのが10時40分頃、結構な時間かかった。
駐車場のすぐ前から広い高原(ゲレンデ)になっていて、鉢伏山山頂まで続いているみたい。
登山ルートは、その広い高原の中を登って行くのではなく、東側の舗装された道路をグルっと廻って、鉢伏山登山口から登るルートなので、歩く距離は長くなると思いますね。
雲は多いけどいい天気で、空の青さと少し冷たい空気が気持ちいい。
ゲレンデ横を通ると、スキーシーズンに向けてスノーマシンで雪を作っている?のを見かけた。まだ10月末だけど今から準備?
まだこの舗装道路が続く。
11時45分、やっと登山口に到着。ここまで1時間近くかかった。緩やかな上りだったけど、なんか疲れた。
いきなり先の見えないの階段。妻はそこそこ疲れ気味。
山頂らしきテッペンが見えてきたが、登ってみるとそこから左側に回ったまだ少し向こう。
山頂に近づくにつれ、何やら声が聞こえ始めたと思ったら、たくさんの子供達。今日は平日で、登山客も少ないと思っていたんだけど・・・。
12時半頃、鉢伏山山頂に到着。
広々とした草原で、山小屋らしき建物やリフト乗り場もある見晴らしのいい場所です。しかし、更に2クラス分ほどの人数の小学生で賑わっていた。
昼食を取るために人のいない場所を探してウロウロ。少し眺望のいい場所を見つけて、暫しの休憩です。
しばらくすると、子供達は下山したみたいで、一般の登山者だけになった山頂は静かになり、景色を見ながら昼食を楽しむことができた。
次は登ってきた反対側を稜線沿いに下って行き、高丸山に向かいます。
ススキももう終わりかけですかね。
紅葉は今からが本番かな。
結構赤く色づいている木もあります。
下りきると次は高丸山に向けての上りが始まる。
振り返ると、鉢伏山の山頂まで見えます。
午後2時前、高丸山に到着。
ここでも、また別の学校の子供達。私たちとは反対側から登ってきたみたいで、聞いてみると5年生だそうだ。
少し休憩して下り始めますが、下に広がるこのススキの群生は見事ですね。
よく見ると更に下から次々と来るわ来るわ、また別の学校と思われる小学生ですね。
ススキの群生地点まで下り、小学生たちに混じって少し休憩。
カラフルな服の子供たちの大行列。私たちが下ってきた道を登って行きます。
結局、駐車場近くまでの間、遅れてやってくる数人ずつの子供達と「こんにちは」の挨拶が続きました。

鉢伏山は家から遠くて、登山も疲れましたが、往復の移動で余計に疲れました。

登山道については、今回のように小学生の学校登山でも安全に通れるようにキチンと整備されているので、初心者でも安心して登れますね。