日本の滝百選の1つ、赤目四十八滝へ

2021年7月30日(金)

妻の体調の関係で、今年3月から休んでいた山登りを再開すべく、妻のリハビリ?と避暑を兼ねて、アップダウンの少ない手頃な場所として探したのが三重県名張市にある赤目四十八滝でした。

日本の滝百選に選ばれている赤目四十八滝ですが、四十八滝という名前から、48の滝があるのかと思ってしまうけど、数が多いという意味での四十八なんだとか。

実際には48もないけど、すべての滝を巡って戻るとなると、ちょっと厳しそうなので、途中の適当なところで戻ることにします。

車は土産物屋などの駐車場を利用することになりますが、遠い場所だと滝への入り口までそれなりの距離を歩くことになります。

ここが一番手前の駐車場で、一番近いのは滝の入り口すぐ手前にある、土産物店の駐車場になります。そこまでは他の店からの誘導を無視して行って、もし満車だったら戻って空きを探すべしかな。

もちろん駐車料金はどこも必要で、だいたい800円ほどですが、平日だと500円のところが多い感じ。
10時半頃、滝に一番近いこの上田屋という店の駐車場に到着。止まっている車は3、4台ほど。しかし、そこには誰もおらず店も休みでした。
ひょっとして今日は無料??と思ってそのまま滝への入り口に向かいました。(結局は帰りに支払ったんだけどね。)
滝の入り口がここ「日本サンショウウオセンター」で、赤目四十八滝の入山料込みの500円を払って入ります。

中にはサンショウウオが展示されている訳ですが、特に興味もないので、ほぼスルーして滝の方へと向かいます。
最初の滝は「行者滝」
落差6mの滝「霊蛇滝」
多くの滝の中でも特に見どころとされる5つの滝を「赤目五瀑」といい、高さ15mの「不動滝」はそのひとつ。
川に沿って歩く訳ですが、ちゃんと散策道も整備されているので歩きやすい。
小さな滝は「乙女滝」
赤目五瀑2つ目の「千手滝」は、千手観音から名付けられたんだとか。
赤目五瀑3つ目は「布引滝」。
30mの高さから一筋の真っ白な水が流れる様子が美しく、布を掛けたように落ちることからこの名前がついたそう。
「竜ヶ壺」という、ここは滝よりも滝壺に名前が付いてます。この滝壺は底無しと言われるほど深い壺で、竜が棲んでいるという言い伝えがあるんだとか。
川に沿って上流に向かうので、当然道は登りになります。それに滝があればその分登る必要があります。時にはこんな階段もあって滝めぐりも楽ではないです。
「陰陽滝」です。
ここ「陰陽滝」まで約1.8Km、時間にして50分ほど。標高を見ると約400m、歩き始めてから100mほどを登ってきました。
今のところ荷担滝あたりまでは行くつもり。
まだ元気そう。
12時前、休憩できる場所もあるのでここ「百畳岩」でお昼にします。
「姉妹滝」大小ふたつにわかれて落ちる滝で右を姉滝、左を妹滝だそうです。
高さ5mの「柿窪滝」
「笄滝(こうがいだき)」笄とは日本髪に刺す飾りのことで、滝の形が笄に似ているのでこう名付けられました。
「雨降滝」の標識があったのですが、川を見てもそれらしき滝がないと思ったら上にありました。岩を伝って雨が降るように水が落ちてくるらしいけど、今日はまったくですね。
骸骨に似た岩があるから「骸骨滝」かな?
何が斜めになっているんだろ。
またまた登りの階段です。
赤目五瀑4つ目は「荷担滝(にないだき)」。
岩を挟んで2つに別れて流れ落ちる滝で、渓谷随一の景観と言われています。

12時40分頃、滝入り口から約2.5Kmの 荷担滝 まで来ました。予定ではこの辺りで引き返すつもりだったけど、妻もまだ大丈夫ということなので、最後の赤目五瀑「琵琶滝」まで行くことに。
「夫婦滝」とあるけど、どの滝?・・・ちょっと分かりませんでした。
一面の岩が幾段にもなっている「雛段滝」です。
もう一息。
「琵琶滝」に到着。最後の赤目五瀑の琵琶滝は、滝と滝つぼを合わせた形状が、楽器の琵琶に似ている?ことから付けられた名前だそうです。

最後の滝「岩窟滝」まであと10分ほどですが、もうここで戻ることにしました。
YAMAPの活動データです。

約3時間半、思ったよりアップダウンもあったけど、ちょうどいい疲れ具合です。涼しい森の中をマイナスイオンをたっぷり浴びて、気持ちのいい滝巡りでした。