滋賀県の箱館山コキアパークへ

2019年9月30日(月)

9月14日~10月14日までの期間で、色づいたコキアが見れるということで、滋賀県の箱館山(はこだてやま)コキアパーク行って来ました。

琵琶湖の西側、湖西道路を通って向かいますが、ちょうど途中に「白髭神社」があるので少し寄り道です。
琵琶湖の中に立つこの鳥居は、滋賀のパワースポットとして、また、SNSでも有名になりましたね。
後ろに見える島は、琵琶湖最大の「沖の島」です。

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11時半頃にゴンドラ乗り場に到着、駐車場も空いていて人もまばら。ゴンドラに乗る人もほとんどいません。

明日から10月だというのに、日中は気温が上がって暑いのですが、ゴンドラには小さな窓しかなく、風はほとんど入ってきません。 そのため、ゴンドラの中にはうちわが置かれているのですが、真夏だと乗っている8分間は地獄ですね。

ゴンドラを降りると標高630mほどですが、涼しくて気持ちがいいです。 まず、近くにあるレストランで昼食、それから園内を回ることに。
レストランを出て下った先にコキアがありました。少し色づいてますが、まだまだ赤くなるのでしょうね。

コキアの向こう、小さく見えているところ、ダリア園に行きます。
ちょうどダリアは満開を迎えてます。ダリアってこんなにもたくさんの大きさや色、形があるんですね。

調べてみると、花の大きさだけでも3cmから30cmのものまであるそうで、種類となると数万にもなるんだとか。
ダリア園すぐ横の斜面にあるススキ。ススキを見ると秋を感じますねえ。
カラフルなカーテンがある道を「びわ湖の見える丘」に向かいます。
すると、更に大きなたくさんのカーテンが風になびいていました。
このカラフルなカーテンの生地を「高島ちぢみ」といいます。
ここ滋賀県高島市には、200年以上の歴史を持つ「縮(ちぢみ)」という生地があり、表面にしわを作った独特の生地で、吸湿性に優れ、爽やかな着心地なんだそうです。

色合いもとても綺麗。でも、雨が降ってくるとどうするんだろ?取り込むのかな。
このカーテンの向こうが「びわ湖の見える丘」で、若いカップル用?のプライベートシートが置かれています。ゆったり座って琵琶湖を眺めることができるようですが、25分1,000円らしい。
びわ湖の見える丘からの眺めです。

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次は、頂上?付近にあるコキアを見に行きます。
ゴンドラ乗り場の前から、頂上までリフトがあるのですが、リフトには乗らずに歩いて登ることに。リフト代もいるんだろうしね。
頂上の斜面にたくさん植えられていました。見応えはありますが、ほとんど色づいていません。
コキアの咲く斜面横を降りると、園内で一番赤く色づいたコキアがありました。
コキアの和名をホウキギといい、枯れた枝をホウキに利用していたことから付けられたそうです。
確かに近くで見ると、細い枝がたくさんあってホウキにぴったりなのかも。

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一通り園内を見て回ったので帰るのですが、少し寄り道をします。
ゴンドラを降りて車に乗り、琵琶湖に向かってほぼ真っ直ぐ、湖岸まで行くと「桂浜園地」という所があります。
そこには、広い範囲にわたって群生する彼岸花が満開で、ちょうど見頃なんです。
無料の駐車場がありますが、小さいので道端に止めている車もありましたね。
どこまで続いているんだろ?と思うくらい広範囲に咲いています。
お彼岸の頃に咲くことから「彼岸花」と付けられたようだけど、その名前や真っ赤な色から、さまざまな迷信もあって、あまりイメージは良くないですね。

しかし、これだけたくさんの花が咲くと綺麗です。

では、帰ります。

長野県木曽町の開田高原にある「宿とそば処 ふもと屋」

2019年9月18日(水)

旅行途中、蕎麦の産地でも有名な、信州開田高原にある「宿とそば処 ふもと屋」という一軒の蕎麦屋に立ち寄りました。

事前に調べておいた店で、名前の通り宿もやっている店ですね。

着いたのが11時少し前、開店時間の11時まで待っていると、暖簾を掛けに出てきた女性の方に「あちらからお入り下さい。」と、ここではなく左から裏手の方を案内されました。
裏手にある建物、こちらは宿の玄関ですね。
玄関から入ると、そこは結構歴史のありそうな感じ。靴を脱ぎ、右手にある通路を行くと、テーブルが置かれた畳の部屋があります。
ここは宿の食事処になるのでしょうか。10台ほどのテーブルが置かれていて、もちろん私たちが一番乗りです。
蕎麦のメニューとしては右側にある2種類のみ。「とうじそば」といわゆる「ざるそば」です。
注文したのは「とうじそば」と「ざるそば2枚」、とうじそばは二人でいただくことにしました。
最初に出てきたのが、とうじそば。たっぷりの汁と油揚げ、ネギが入った鍋を火にかけます。
蕎麦はこんな感じで出てきます。
写真を撮るのを忘れていて、半分食べてからの写真になってしまったけど。
熱々の汁の中に、このように蕎麦を柄杓のような形の竹カゴに入れて温めます。
そして、温めた蕎麦と具や汁をお椀に入れていただきます。

実は開田高原で蕎麦屋を探していて、「ふもと屋」で食べれる「とうじそば」を知り、是非食べてみたくてここに来ようと決めたんです。

美味しかったです。汁は甘辛くて、けっこう濃いので、蕎麦を汁に浸けて食べる感じだとちょうど良く旨い。
こちらはざるそば。
「とうじそば」もですが、蕎麦自体にはあまりコシがないように思いました。

旅行最終日は付知峡から妻籠宿へ

2019年9月20日(金)

旅行3日目、今日が最終日。帰る方向に観光する所があればということで、事前に愛知県犬山市の「犬山城」に寄ろうと決めていました。

しかし、朝スマホを見ていると、現在改修工事中ということが判明。城のほとんどがシートで覆われていて、見ることができないらしく、やむなく中止することにしました。

なので、急遽別の観光地を探し始めたのですが・・・その前に、宿泊した宿について少し・・・

宿泊したのは、 岐阜県中津川市加子母にある「杣人の里 挽家(そまびとのさと ひきや)」です。昔からある古民家を改築した1日2組だけの宿で、 ご夫婦二人だけで経営されています。

当日の宿泊は私達だけだったので、宿は貸し切り状態。ロビーから食事処、広い庭まで、何の気兼ねもなくゆっくりと滞在することができました。
温泉宿ではないですが、部屋にある半露天風呂はいつでも浸かることができ、食事も野菜を中心にした数々の料理はどれも美味しくて、とても満足しました。

そして、なんといっても、ご夫婦でのおもてなしと、自然な心配りがとても良かった。

で、朝食が終わった後、奥様に「どこかいい所はないですか?」と聞くと「付知峡(つけちきょう)」という有名なところが近くにあるとのことで、パンフレットも持って来てくれました。

ということで「付知峡」と、初日に行けなかった「妻籠宿」に寄って、中央道で帰ることにしました。
「付知峡」は岐阜県中津川市付知町にあって、岐阜県では人気の観光スポット。
特に紅葉はとても綺麗で「飛騨・美濃紅葉33選」に選ばれているんだとか。他にも「森林浴の森日本100選」や「岐阜県名水50選」にも選ばれているそう。
宿から20分ほどで付知峡へ到着。看板は「ようこそ付知峡へ」ではなく、「ようこそ不動滝へ」なんですね。そう言えば途中の案内標識も不動滝への案内でした。

Googleマップで検索して、近くにあった駐車場が付知峡の駐車場だと確認して、そこを目指して来たので、間違いはないですね。もちろんナビでね。
不動滝入口から10分もかからなかったと思います。不動滝への案内板に従って下って行くと、水が落ちる轟音とともに見えてきたのは、不動滝ではなく「観音の滝」でした。

ちょうど真横から見れて綺麗な滝なのですが、人工の滝なんだそうです。
そして、すぐ右手にあの轟音の主である「不動滝」がありました。

観音滝の水が流れ込む川から、更に下に落ちているのがこの「不動滝」で、水量も多く大きな音を響かせています。
不動滝の先は行き止まりなので、来た道を戻って、途中にあった分岐を「仙樽の滝」方向に行きます。
小さな滝のような場所がありましたが、もちろん滝ではなく作ったものだと思います。多分、この水が観音滝まで流れているんでしょうね。
水も綺麗です。
仙樽の滝への道にはこんな吊り橋もありました。
この吊り橋には「3人以上同時に渡らないで下さい。」と書かれているのですが、3人以上ということは、3人もダメですね。同時に渡れるのは2人まで、と書いた方が分かりやすいのではと、思ってしまいました。

一応この橋を渡ったのですが、「滝はもういいかあ。」となって、引き返して帰ることに。

ここには、800mほどの遊歩道が整備されていて、危険な所もなさそうなので、ゆっくり歩いて回るのもいいかと。特にこれからの紅葉の時期はよさそう。
次は「妻籠宿」に向かいますが、付知峡に来る途中、車から一瞬目に入った、電柱の「古民家カフェ」の文字を思い出したんです。(写真はドラレコから切り出した画像です。)

小腹も空いたし、お茶でもしようと探しながら車を走らせることに。10分ほど走った所にありましたね。
あの電柱から少し入った所、確かに古民家そのものですね。
「付知おばあちゃんち」という名前のカフェ。可愛らしい暖簾に書かれてます。
玄関から入ると土間があり、靴を脱いでテーブルの置かれた部屋に入ります。部屋は少し改装した感じで、床は畳ではなく真新しいフローリングでしたね。
名前は忘れました。二人ともこれを注文しました。あとコーヒーとね。
値段は結構高かった・・・その割に味は・・・まあ普通?
「妻籠宿(つまごじゅく)」に到着。500円也の駐車料金を支払い、駐車場から少し歩きます。立て看板の「通行人は右の橋を渡るべし」に従って、妻籠宿に入るための木の橋を渡ります。
妻籠宿は、日本で最初の重要伝統的建造物群保存地区になったらしい。江戸と京を結ぶ中山道、69次のうち「妻籠宿」は江戸から42番目だそう。

写真のように、平日の今日は観光客が少ない方だと思いますが、その少ない中で外国人をよく見かけました。
このあたりは道も舗装されてなく、旅籠の看板と合わせて、当時の宿場町の雰囲気をより感じられる場所ですね。
町並みに合わせて見かけは古い建物ですが、現役の郵便局です。正面の黒い郵便ポストも実際に使われているものです。
また、中は郵便資料館にもなっているようです。

「妻籠宿」の次の宿場町は、8Kmほど先にある「馬籠宿」です。「馬籠宿」は2年前に行ったのですが、石畳の続く坂道で、より宿場町らしい雰囲気だったのを覚えてます。

以上で今回の旅行は終わり。次の予定は来年の春かな。また、初心者でも登れる山があれば探しておくことに。