75,000株のアジサイは三重県の「かざはやの里」

2018年6月25日(月)

「かざはやの里」は三重県津市の伊勢温泉ゴルフクラブの中にあって、広さが25,000㎡(東京ドーム約半分)で、そこに植えられたアジサイが、75,000本というから凄い。

7月1日まで開催ということなので、あと1週間しかなく見頃も過ぎたっぽいと思われるのですが、75,000本という数字と、ネットで見た斜面を埋め尽くすアジサイに魅せられて、これは是非行って見なければと言うことになった訳です。


家から約2時間半、朝9時に出発して途中一度休憩を取って着いたのは11時半頃でした。
入園料300円也を支払って中に入ると、この「ようこそ」の立て看板があります。


少し向こうに行くと、何故か「河童に注意」と書かれた看板。なんでも、昔からこのかざはや池には河童が住んでいるらしい。
言い伝えなんでしょうか、よく分かりません。


そして、また少し歩いて坂道を上がるとこのように、斜面の途中からこの絶景が見えてきます。
でも、遠目にはとても綺麗なんですが、やっぱり見頃は過ぎていて、間近で見ると青や赤のアジサイは、くすんだ感じの色になっています。


全体的に白いアジサイ(アナベルという品種らしい)が多く、こちらは今が見頃でとてもキレイです。


スノボのハーフパイプのように、向かい合った2つの斜面があって、見えるのは反対側の斜面になります。
青いアジサイ(青てまり)と白いアジサイ(アナベル)でデザインした斜面は「TsuWave」と名前が付けられています。「Tsu」は津市の「津」かな?


斜面の上を歩いて行くと足湯がありました。足湯に浸かりながら素晴らしいアジサイを眺めるのもいいと思いますが、今日のこの暑さではねえ。数人の方は浸かっていましたけどね。


下に降りてみます。
やはり白いアジサイ以外のほとんどが、枯れるような感じで色が悪くなってきてますね。場所によってはこのようにまだ少しましなアジサイもあります。


手前のガクアジサイも近くで見るとダメですね。


赤いアジサイも残念。


調べてみるとこの「アナベル」という品種、蕾の頃は淡い緑ですが、咲き始めると白、咲き進んでいくと再び緑に変化していくんだそうです。


もうひとつの斜面の上からは、ピンクのアジサイと白いアジサイでデザインした「恋のWave」という名前の斜面が見えます。


水辺に咲く水生植物で「ポンテデリア・コルダータ」という花らしい。池に咲いていて見たことのない花だったのですが、さすがにこの名前は覚えていられないですね、きっと。


小さな池の端に咲くアジサイは、水に映ってまたキレイなんだけど、濁った池の色がイマイチですね。


「恋のWave」の斜面を近くから見上げます。枯れ始めているとはいえこれは素晴らしいです。


白いアジサイの上に立つ一本杉(かな?)。


ゴルフクラブの中にあるので、ゴルフコースももちろんあります。ショートコースが9ホールあるらしいのですが、見えたのは入口近くにあるこのグリーンだけでした。

今日は全国的にこの夏一番の暑さで、休憩のためのベンチはいくつかあるものの、日陰が少なくて参りました。

見頃を過ぎてしまっていたために、風景的な遠目からの写真ばかりになってしまいましたが、ここではひとつひとつのアジサイよりも、少し離れて観賞する方がいいと思います。

次は全体的に見頃の時期に、是非また来てみたいです。


帰りに昼食のために寄ったのは、去年の4月にオープンした、京都で唯一の村にある「道の駅 茶の京都みなみやましろ村」です。


道の駅の中にある「つちのうぶ」という名前の食堂で、注文したのは「村定食」です。茶そばと、ほうじ茶で炊いたほのかな香りがするおにぎりが付いてます。


抹茶を練り込んだ鮮やかな色をした蕎麦ですね。お腹も減っていたので、中盛りでお願いしました。確かプラス200円だったか。


食後は抹茶のソフトクリーム。これはしっかりと抹茶の味がして美味しかった。

以上、疲れました。家まであと1時間ばかりかかりそう。

「もりやま芦刈園」のアジサイ

2018年6月11日(月)

蕎麦 市のせ」で昼食を済ませた後に向かったのは、たくさんのアジサイが見れる「もりやま芦刈園」です。

「もりやま芦刈園」は琵琶湖の南、守山市にあり広い公園内(約2ヘクタール)に、日本と西洋アジサイ100品種約10,000本のアジサイが植えられています。

見たことのないたくさん種類のアジサイに感心しながら、園内隅々まで見て回りました。
駐車場は無料で、入園料は200円とこれもまた魅力ですね。


こんなアジサイや・・・


こんなアジサイは、一般的によく見る種類だと思いますが、このように一面に咲く光景は見応えがあります。


でも、これは多分見たことがないですね。
このように、珍しい(と思われる)アジサイがたくさん咲いているので、飽きることもなかったです。
以降の写真は、このようなアジサイを中心に集めてみました。


確か「花火」という名前だった。長い茎?の先に花をつけているのでこの名前になったのかな。名前とマッチしていたので、これだけは憶えていました。
そしてこのアジサイが一番たくさんあったように思います。


園内は遊歩道も整備されていて歩きやすく、すべてのアジサイが低い位置に植えられているので、間近で観察できます。ゆっくり回って1時間15分ほどでした。

是非また来てみたいですね。お勧めです。

久しぶりの蕎麦ランチは信楽の「市のせ」で

2018年6月11日(月)

京都府宇治田原に「リンデンバウム」という、小さな洋食レストランがあるのをネットで見つけて、今日のランチはそこに決めていました。
ちょうど開店時間に合わせて行ったのですが、今日は午後1時頃まで貸し切りだということ。今度は予約をして来て下さいとご主人。楽しみにしてたのに残念。

仕方ないので、じゃあ蕎麦にしようと妻。ここから割と近く、信楽にある「市のせ」という蕎麦屋に行くことに。

と言うことで、今日のランチは久しぶりの蕎麦になった訳です。


そこから車を走らせること約15分、初めて行く店なんだけど、何度か道に看板が出ているのを見ていて、だいたいの場所は知っていました。

国道307号線を看板のある場所で左折し、それから店に到着まで、小さな案内表示が2ヵ所あります。2つ目の看板を右折すると、大きく書かれた「そば」の字が見えてきます。


店の前に茶畑が広がるこの場所、実は初めてではなく2度目なんです。つまり以前は違う名前の蕎麦屋だったんです。
前は「作美」という名前のかなりの有名店。移転して同じ甲賀市の甲南という所で営業しているようです。


店の外観は以前と違ってリフォームしたと思われ、新しい感じです。暖簾の左側には、蕎麦打ちが見えるようにガラス張りになっていました。


到着したのが開店15分前で、私達が2番目です。順番待ちのため、玄関前にあるこの紙に名前と人数を書くのですが、その時に横の札を人数分取ります。
で、その札なんですが、全部で11枚しかありません。まさか11人分しかない?そんな訳ないと思うけど、ちょっと分かりません。


2番手なので開店後、すぐに呼ばれて中に入ります。中は4人用の囲炉裏のテーブルと・・・


4人掛けのテーブルが2つのみ。普通に考えると3組だけで満席ですね。
テーブル席のえらく低い椅子に座って思い出しました。確か前回来たときもこんな椅子だったと。


昼のメニューは「雪」3,500円、「月」2,500円、「花」1,500円の3種類と、あと単品がいくつか。ランチとしてはちょっと高めかなあ。
なので、一番安い「花」をお願いしました。


まずは蕎麦豆腐。美味しいけど一口サイズは寂しい。


蕎麦は2種類あって、まずは細打ちのもり蕎麦。塩、ワサビ、つゆのどれで食べても美味しい。北海道産のそば粉を使っているとのこと。

しかし、盛り付けがお椀とはちょっとビックリかな。


2つ目は、石臼で挽いたという太打ちの十割蕎麦。福井と埼玉の蕎麦粉ということでした。

前にここで食べた「作美」の蕎麦がこんな感じの、太めの十割蕎麦で、見た感じも歯ごたえも、よく似た感じなんですね。「市のせ」と何かしら関連があるのかな?


あと、単品で注文していた蕎麦がきは、柔らかくて美味しいのですが、もう少し堅めの方がいいかな。


最後、妻が注文していた蕎麦がきと小豆がたくさん入ったぜんざい。これも、蕎麦がきは堅めがいいと妻。


トロトロの蕎麦湯はいい。私好みですね。

お腹いっぱい食べようと思えば、少し敷居の高い店ではありますが、美味しい蕎麦を食べるのなら、たまにはいいですね。

移転した「作美」にもまた行ってみたくなりました。

では、この後は琵琶湖の南にある「もりやま芦刈園」へアジサイを見に行きます。

京都府立植物園に行って来た

2018年6月4日(月)

場所は京都市左京区、家から1時間弱で到着です。府立の植物園だけに入園料も、温室の観覧料含めて400円と安いですね。
園内は広く、ゆっくり回ってほぼ3時間かかりました。もちろん休憩しながらですが、晴天だったので、直接日の当たるところは暑くて参りました。でも、真夏と違って木陰に入れば涼しく気持ちがいいですね。

●到着
日本で最初のの公立の植物園として1924年(大正13)に開園したそうで、総面積約24万平方メートルは東京ドーム約5個分の大きさ。写真は正門から入って正面に見える景色、これだけで広いと思いますね。

●バラ園
約300品種2,000株ということで、バラ園だけでも広いですね。ほぼ満開ですが、見頃をちょっと過ぎたかなと思われるバラもありました。


バラ園の中にあった松の木に、大きな実のようなものを見つけて、えっ、これは何?、ひょっとしてこれが松ぼっくりになる?それにしてはデカい。
調べてみても、松の実にこんなのはありません。どう見ても松なんですが、調べていくうちに松ではなく、ヒマラヤ杉の実(球果)であることが分かりました。
名前は杉なんですが、れっきとした松の仲間で、葉の付きかたも松とよく似ています。どうりで「松」をキーワードにしてネットを検索しても出てこない訳ですね。

●洋風庭園
バラ園を通って噴水のある沈床花壇へと続く庭園、とありますが、「沈床花壇(ちんしょうかだん)」って何?
西洋庭園の形式の一種だそうで、地面を掘り下げて周囲よりも一段低い位置に設ける花壇なのだそう。


これが沈床花壇?確かに周囲より低い位置にあるかな。


珍しい花もたくさんありますが、これは確実に始めて見る花ですね。アリウム・ギガンテウムという花で、花茎は120cmほどになりその先に15cm程度の大きな花房を作ります。


よ~く見ると小さな花がたくさん集まって咲いています。

●アジサイ園
ガクアジサイは咲いている物もありますが、見頃としてはまだ先ですね。

●水車小屋
川の流れで水車を回しているのではなく、上から水を落として水車を回しています。その水はどこから来てるんだろ?


確か水車小屋近くの、水が流れるホントに小さな場所に咲いていました。
梅花藻(バイカモ)と呼ばれるこの水草は、水温14℃前後の清流にしか育たず、全国でも生育場所が限られているそうです。

●ハス池
さすがにハスの花の開花にはまで早く、まったく咲いていません。スイレンが少し咲いていました。

●四季 彩の丘
車椅子の方の目線にあわせて作られた花壇で、地面より高くなっているんだとか。

●大芝生地
芝生を敷きつめた緑と憩いの場所、面積は約15,000平方メートルのとても広い芝生の丘ですね。

●花しょうぶ園
花しょうぶは満開ですね。200品種、10,000株は見応えがあります。

●観覧温室
展示植栽植物は約4,500種類、25,000本の規模は、日本最大級、一年を通して熱帯植物が観察できます。

観覧温室を最後に一旦休憩してから帰ります。3時間は結構疲れました。

それと、入園料は安いのですが、駐車料金が1時間300円で、3時間を少し超えてしまったので4時間分の1,200円かかりました。なんだか損した感じ。