2018年3月9日(金)
滋賀県日野町では、2月から3月にかけて街中で「ひなまつり」が行われ、道からは家の窓や格子越しにお雛様が見れるんです。
寒くて小雨が降る中でしたが、1時間ほどかけて街を歩いてきました。

まちかど感応館(旧正野薬店)の前にある駐車場に車を止めます。平日でこの寒さ、止まっている車は2、3台だけでした。

パンフレットをもらうために、まちかど感応館の中にある観光案内所へ入ります。

中に入ると、この見事に並んだたくさんのお雛様にビックリです。

この赤一色が、いかにも「ひな祭り」といった感じです。
コーヒーが飲めるということで、2つ注文し、もらった地図でルートを確認してからスタートです。

「桟敷窓(さじきまど)」と言って、全国でも珍しくここ日野町だけとか。この板塀の窓からお雛様を見ることができます。
そもそもこの桟敷窓ですが、5月3日に行われる「日野祭」を、座敷から見物するために作られたそうで、家の中のお雛様を見れるようにした訳ではないそうです。

桟敷窓から覗いてみました。なんだか人の家をコソッと覗いているようで、後ろめたい気がします。普段は閉めているんでしょうね。

桟敷窓がない家の方が多いですが、このように縁側などに飾って、庭を解放している家もありました。

ここには、古いお雛様を展示している所で、ボランティアの方なのか色々と説明していただきました。中には300年前の物もあります。

町の至る所に、こんな風に竹に書かれたお雛様が置かれてます。

雛人形の一般的な飾り方としては、男雛を向かって左、女雛は右に飾るのが一般的だそうですが、京都はその反対に飾るのだそう。
妻が、どっちだっけという話をしていたので、調べてみました。

「日野ひなまつり紀行」は、2月11日(日)から3月11日(日)にかけて行われていて、土日はかなり賑わうようです。
もっとゆっくり回ってみたかったのですが、あまりの寒さにギブアップ。雨も降ったりやんだりで、傘を持たないといけないし、写真もあまり撮れませんでした。