信楽にある「森のカフェ」でランチ

2017年8月28日(月)

妻がよく見る、あるブログで、この「森のcafe」を知りました。ランチが美味しくて、とても人気のあるお店です。

平日でもお客が多いということで、待つ覚悟で行くことに。開店が11時半なので、それより少し早く着くように家を出ました。

家から1時間足らず、11時過ぎに到着しましたが、もうすでに4、5組ほどが先に来て待っていました。

さて、この「森のcafe」なんですが、住所や電話番号など、具体的な場所は一切公開していません。食べログなどを見ても、住所は「滋賀県甲賀市」まで、もちろん電話番号は書かれていません。
まあ、しかしネットを検索すると、いろいろとヒントも出てくるので、私たちでも行くことができたんですけどね。


信楽への道、国道307号線を途中で、更に山の方に入って行くと左手に見えてきます。
砂利道の坂を登って行くと・・・


こんな小さなお店がありました。店の前が駐車場ですが、すでに4、5台ほど止まっていて、テーブルに案内されたのは私たちの前のカップルまででした。
とりあえず名前と電話番号を書いて、待つことにしましたが、早くても30分や40分はかかるだろうし、電話で知らせてくれるらしいので、来る途中にあった信楽焼の店で時間をつぶすことにして、一旦車で戻ることに。


信楽焼の店に行くつもりだったのですが、5分ほどのところに「山田牧場」という看板を見つけました。
そういえば、ここの牛乳が美味しいというのを、ブログで見たことを妻が思い出したので、じゃあこちらに行こうとなりました。

牧場の中にある販売所です。ここで作ったプリンやチーズケーキ、バームクーヘン、牛乳などを販売してます。


早速、牛乳を買って飲んでみることに。ランチ前なので、100円の小さいサイズのプチ牛乳にしました。
最近は牛乳だけを飲むことがないので、久しぶりに美味しい牛乳を飲んだって感じですね。


ミニバームクーヘンが美味しそうだったので、買って帰りました。3個で1,000円でした。チーズケーキとかプリンも美味しそうだったけど、さすがに家までは無理なのでね。


子牛やヤギ、ポニー、孔雀、ダチョウ達に出会えます。

ここに来てから30分ほど、ちょうどいい時間なので「森のcafe」に戻ることに。


では、新ためて・・・。
道路からあの砂利道を上った先に、この大きめの看板があります。道路手前からは見えないけど、通り過ぎる直前には気がつくのではと思います。直前なので急ブレーキはダメですよ。

戻った時には、更に車が1台増えていて、止めるスペースがなく、この看板横の狭い場所で待つことにしました。


10分ほど待ったでしょうか、店の中から、食事を終わったと思われるご夫婦が出てきたので、いよいよかなと思っていると、電話が掛かってきました。

外観のとおり中は狭いです。案内されたのは、2人掛けのテーブル席です。他に1組のカップル用のカウンター席と、4人掛けのテーブル席が2つ(だったか)、そして6人掛けが1つで、一度に入れるのは5~6組ほどですね。


ランチのメニューは、この2種類だけ、ランチセットとキッシュのセットです。あと、デザートと飲み物も付いて1,300円は、まっ普通かなと、この時は思っていました。

二人でこの2種類をお願いしました。


まず、来たのが妻が注文したキッシュのセットです。
キッシュはこんなものかと思いますが、サラダが結構なボリュームで、サラダ好きの妻は大歓迎です。


続いてビーフシチューです。
写真では、2切れぼどのビーフですが、中にゴロゴロしていて、これもボリューム大ですね。
私も少しいただきましたが、美味しかったです。


そして、私が注文したランチセットです。
これはテーブルに置かれたときに、鶏とベーコンの大きさにビックリでした。まだ、この下にはサラダとご飯も隠れていますから・・・(@_@)。
これも写真では、ボリューム感が伝わらないですけどね。
量だけでなく、表面をカリッと焼き上げた鶏もベーコン、そしてソーセージも美味しかったです。
完食はしたけど、私にはご飯が必要ないですね。


食後のドリンクとデザートはこちらからそれぞれ1つずつ選べます。


妻はこちら「バナナとくるみのマフィン」とコーヒーをチョイス。しかし、デザートは別腹の妻もハンパない満腹感なのか、よりお腹の膨れるマフィンは失敗、ムースにすればよかったと言っていました。
でも、このマフィンは今まで食べた中では一番美味しかったと、大変な褒めようでした。


私は「苺のムース」にして正解です。ムースというより、トロっとした触感と酸っぱさがヨーグルトに近いですね。お腹にやさしいデザートな感じ。

美味しかった。1,300円という値段にも十分納得しました。

ランチに行って、たまに肉メインの料理を頼むこともあるけど、美味しかったという記憶がないので、ここは本当に美味しかったんだと・・・是非また行きたいですね。
ただ、店まで1時間かかることと、待つことを覚悟しておくことを考えると、ちょっと躊躇してしまうかな。

久々の夕焼け

2017年8月26日

まだ、残暑厳しい日が続くようですが、今日は夕方になってとても涼しくなりました。
今夜はぐっすり眠れそうです。


夕食中、隣の家が赤くなっていくのに気がついて、外に出てみました。
ちょっと雲が多いですが、久々のきれいな夕焼けですね。

琵琶湖 湖南へ

2017年8月3日(木)

滋賀県守山市の第一なぎさ公園へ、ひまわりを見に行ってきました。
どこのひまわり畑も見頃は8月上旬までで、ちょっと遅いかも。

それと、せっかくなので、「水生植物公園みずの森」と「石山寺」にも行くことに。

●第一なぎさ公園のひまわり


約12,000本のひまわりということで、他のひまわり畑と比べると規模は小さい方ですね。
写真で見るとかなり広く見えますが、実際に見ると広いという感じはしないです。

それと、やっぱり見頃は過ぎてしまったのか、下を向いてしまっている花が多いです。


ここのヒマワリは、花が大きくてヒマワリらしいヒマワリが多い。でも、背丈は低くて腰くらいだったと思います。


すべての花が、このくらいカメラの方を向いてくれると、撮り甲斐があるんですけどね。
他にも何組か見に来ていましたが、下を向いていない花を探して、撮影会をしていましたね。

●水生植物公園みずの森

※マップは水生植物公園のHPよりお借りしました。

草津市の烏丸半島(びわ湖に突き出した半島)にあり、園内ではさまざまな水生植物が見られます。

この周辺は国内最大級の、花ハスの群生地としても有名であり、毎年たくさんの観光客が訪れていました。ところが、昨年(2016年)原因不明のままハスが「消滅」してしまったんです。
調査の結果、ハスが増えすぎたことによる土壌の酸欠が原因と分かったようですが、かつての状態に戻すことは難しいらしいです。

そこでこの園が始めたのが、市民にハスの植え付けを行ってもらう「ハス100鉢プロジェクト」で、定期的に実施しているそうです。


正面ゲートから入って、コミュニティ広場中央にあるシンボルモニュメントの噴水です。


「花影の池」には、大きなパラグアイオニバスの葉がたくさん浮かんでいます。それにしても大っきいです。
「パラグアイオニバス試乗会」というのもあるらしいです。ただし、乗れるのは体重30Kgまでだそうですけどね。


同じく「花影の池」に咲くスイレンです。ハスの花もありますが、ここではスイレンが多いですね。


ここ「芝生の丘」からはハスの群生地を一望できるのですが、今では見ることができません。本当に消滅したんですね。


2つ目の池、「スイレンの池」です。6月から7月が、スイレンの見頃だそうですが、今でもけっこう咲いています。


「ロータス館」の中にある温室にもスイレンが咲いています。


温室の中に咲くのは、熱帯スイレンだそう。色々な種類があります。


高く茎を伸ばして咲くスイレンもあるようです。


一番外側の花びらが白色のスイレンです。


ひと回りして、帰ろうとした時、出口横にもいくつかの種類のスイレンが咲いていました。


こんな花の色のスイレンもあるんですね。左右でこんなにもハッキリと、花びらの色が違います。

これで「水生植物公園みずの森」を後にしますが、最後に、いつかここに再生したハスの群生を見てみたいですね。

●石山寺

紫式部の源氏物語で有名な「石山寺」は、滋賀県大津市の瀬田川沿いに建つお寺です。

最初行く予定はなかったのですが、ヒマワリを見に行く途中にあったので、じゃあ、帰りに寄って行こうとなった訳です。


入り口となる「東大門」です。門の両側には仁王像が立っているのですが、最初壁に書かれた絵のように見えました。


写真でも絵のように見えますが、そんな訳はないと、近くまで行ってやっと木彫りの像であることが確認できました。


門を入ると真っ直ぐに伸びた長い参道が続きます。一番奥の参拝受付で、1人600円也を支払って境内へ。


石山寺の名前のとおり、大きな石(岩?)が、あちこちにあります。
手前に大きな石が連なっていますが、この石は国の天然記念物に指定された「硅灰石(けいかいせき)」だそうです。
その向こうに見える建物が、国宝の「多宝塔」です。


本堂も国宝に指定されています。建物は古く、滋賀県では最も古い木造建築だそう。


お堂の中は撮影禁止となっているので、ちょっと遠目からの写真です。


このように岩が多くて、お寺全体が岩の上に建っているよう。


以上となりますが、石山寺は階段や登り道も多く、さすがにこの暑さだと、全部回ることはできませんでした。
とりあえず、多宝塔までは行きましたが、すでに疲れていたこともあって、もう帰ろうということになりました。

越前大野城へ(福井2日目)

2017年7月22日(土)

雲海に浮かぶ「天空の城」として、兵庫県の竹田城跡が一躍有名になりましたが、このような城が他にもいくつかあり、そのひとつが「越前大野城」なんですね。 そういえば、4月に行った「郡上八幡城」もそうでした。

大野城は廃藩により取り壊され、石垣のみが残った状態だったのを、1968年(昭和43年)に、再建したものだそうです。


永平寺からは30分ほどで到着したのですが、来てみて気が付きました。
そう、大野城は山の上にあるんですね。お城までの移動手段は徒歩のみ、高い山ではないけど、この暑い中を歩いて登るのは無理・・・いや危険・・・と思ったけど、せっかく来たので頑張ることに。

駐車場は西側と南側にあって、南側の方に来ました。ここが、駐車場すぐ前にある入り口になります。


少し歩くとこんな標識があり、あと800m、20分と書かれています。
1キロ近くあるやん、登り道を20分も?無事たどり着けるん?・・・ま、とりあえずがんばろ!


坂道と、いくつかの階段(振り返るとこんな階段も)を登って・・・


もう目の前です。
やっぱり新しく感じますね。建物は鉄筋コンクリートだとか。


お城のすぐ下を右側からぐるっと回ります。


ついに到着、へとへと、汗びっしょりになりました。
入館料は200円でした。展示物を見ながら最上階へ。


最上階は何もなく狭いです。


雲海を見ることができればいいのでしょうけど、時期的にも時間的にも、雲海が発生しないことは、分かっていたのでね。
それよりも、展望が素晴らしいですね。遠くの山々と大野の町並みが一望できます。

あとは、来た道を戻るだけですが、下りとはいえうんざりです。

まあ、今回は健康的な運動と、鉄筋コンクリートのお城に登ったことが、話のネタにでもなればいいかな。

福井の旅はこれで終わりです。

大本山永平寺へ(福井2日目)

2017年7月22日(土)

花はす公園を午前10時15分頃に出発、「永平寺」に着いたのは約1時間後の11時過ぎでした。
高速を利用しなかったので、案外時間が掛かりました。

大本山永平寺は、今から約760年前に、道元禅師(どうげんぜんじ)によって開かれた修行のための道場で、今でも常に200名ほどの修行僧が、修行に励んでいるそうです。そう、永平寺は一般のお寺と違って修行をするためのお寺なんですね。
境内は約10万坪(33万平方メートル)の広さがあり、大小70以上の建物があります。


近そうな駐車場に車を止めて、お寺に向かいます。


ここからが参道、深い緑の中に入ると、ここから空気が違う感じですね。


しばらく歩くと、左手に参拝入り口の門があります。


門を抜け、拝観料500円を払って、ここから中に入ります。この建物は、一般の方が座禅体験などをするための道場だそうで、「吉祥閣(きちじょうかく)」といいます。
建物は新しいですね。鉄筋で、3、4階はありそう。

靴は脱いで、備え付けの袋に入れて持って回ります。思っていたお寺と違って、ほとんどの建物が廊下でつながっているため、外を歩く必要がなく、靴は必要ないんですね。雨でも大丈夫。
逆に、途中で廊下や建物から外に出てはいけないようです。

入るとすぐ、お寺の説明やお参りをするにあたっての注意事項など、途中からでしたが聞けました。
説明をしている方も修行僧のようで、これも修行のひとつのようです。


ここから順路に沿って回りますが、最初に向かったのは、ここ吉祥閣の2階にある「傘松閣(さんしょうかく)」です。
156畳敷のこの部屋を、別名「絵天井の大広間」といい、有名な画家144人により描かれた230枚の絵が、天井にはめ込まれています。

これは圧巻!

永平寺では必ず見ておきたい場所ですね。


この230枚の絵の中から鯉2枚、唐獅子2枚、リス1枚の計5枚を見つけると、願いが叶うとか。
でも、今回は突然の旅行で、予備知識もないまま来たため、この時は知りませんでした。(>_<)


修行に欠かせない重要な7つの建物を「七堂伽藍(しちどうがらん)」といい、回廊で結ばれています。
順路に沿って回ったのですが、その7つの建物すべては見ていないですね。七堂伽藍の中にはトイレやお風呂も含まれていて、見た記憶がない・・・普通にスルーしたかも。(^_^;)
恥ずかしながらそういう知識もなく、写真もいくらか撮りましたが、あとで見ても何が何だか・・・。


修行僧の食事を作る台所で「大庫院(だいくいん)」といいます。確かこの中は見学できなかったと思います。


このような回廊で繋がっています。ゴミひとつ落ちていることもなく、毎日きれいに磨き上げているのだと思います。


中は約420畳の広さ、七堂伽藍の中でも最も高い位置に建つ最大の建築物「法堂(はっとう)」です。
朝のお勤めや、各種法要儀式が行われているそうです。


修行僧が入門するときに通る永平寺の玄関に当たる「山門」です。両側には守護神の四天王が祀られています。
門全体の写真は撮れなかったです。


ちょっと分かりにくいですが、「鐘楼堂(しょうろうどう)」です。修行僧により、1日4回鐘を撞くそうです。


これで、参拝入り口の門まで戻りますが、次に行く機会があれば、ゆっくり確認しながら回りたいですね。


境内の中ではなく外になるのでしょうか、門を出て左に行くと「唐門」という建物が見えてきます。この階段の手前からは、普段一般の人は立ち入ることができません。(大晦日の夜4時間だけ解放されるそう。)

門扉には皇室の紋章、菊花紋が飾られていて、皇室から迎えるときだけ、開かれるようです。

最後に、お参りするときの注意事項のひとつ、写真はどこを撮ってもいいそうですが、修行僧に直接カメラを向けることは、ご遠慮下さいとのことでした。

では次の「越前大野城」に向かいます。

大野城へ続く