4月中旬、天候は晴れ。昨日の雨が嘘のように晴れ渡りました。
今回の旅行も今日で終わり、家路に着くだけとなりましたが、昨日の雨で行けなかった「下呂温泉合掌村」と、ちょうど帰り道になる「郡上八幡城」へ寄ってから帰ることに。
2日目の宿「月のあかり」を10時半頃に出発、合掌村へは数分で到着。
「下呂温泉合掌村」は、昔から現存しているのではなく、白川郷などから移築し、合掌造りの村として再現した10棟ほどの集落です。
入場料1人800円也を支払って入ります。
旧大戸家住宅は、御母衣ダム建設の時に保存が困難だったものを、保存するために解体移築したものらしい。
部屋の中に入ることもでき、囲炉裏にもちゃんと火が入っていて、ここで作った甘酒(だったと思う)を飲むこともできます。もちろん有料ですけどね。
また、屋根裏に上がることもできるんです。初めて間近で見ましたが、このように柱や梁はすべて丈夫な縄で縛っていて、釘は使ってないんだとか。
一階で囲炉裏を焚いているので、煙が充満してけっこう臭います。でも、この煤が木材や縄を丈夫にして、防虫効果をも高めるんですね。
とても合理的で感心します。
またまた、ここにもありました、かえる神社。下呂→ゲロ→蛙・・・単なるダジャレから生まれた神社ですね。
「しらさぎ座」は、合掌村に入ってすぐ正面にありました。ここでは劇団が、影絵の公演をやっているらしい。300円必要ですけど。
という訳で、ゆっくり回って1時間足らずでしたが、所々に桜も見れて、案外楽しめました。
では、郡上八幡に向けて出発です。1時間ほどのドライブですね。
出発して10分ほど走ったところ、国道41号線沿いの「中山七里」あたりだと思われます。これは撮っておかなければと、思わず車を止めました。
下には川が流れていて、その川沿いにずっと桜が続いているんです。素晴らしい景観でしたね。
こんな場所にも出会えました。あとで調べて分かったのですが、場所は岐阜県郡上市和良町方須の「梨の木公園」というところ。国道256号線沿いにあります。鯉のぼりと桜と空とのコントラストが鮮やかです。
ナビなしでは、たどり着くのが難しい場所にありました。(ヘッポコナビのせい?かも知れませんが)
郡上八幡城は、八幡山(標高354m)の山頂にあって、20台ほど止めれる駐車場が、城のすぐ横にあります。上りと下りの道は別になって、それぞれ一方通行ですが、その駐車場までの山道が狭いこと。
駐車場の空きが心配でしたが、なんとか止めることができました。
歩いて登っている人もいましたが、もし駐車場が空いてなかったらあきらめて帰ったかな。
朝霧に浮かび上がる姿が「天空の城」として話題となりましたよね。電車の吊り広告などでも見かけたような・・・。
現在の城は、昭和8年に再建されたものだそうです。
もう後は郡上八幡ICから高速に乗って、家へと向かうだけです。
今回の旅行はどこに行っても桜がきれいで、ほんとによかったです。日程的にこの日しか取れなかったのが、逆によかったかも知れませんね。4月中旬だとほとんど散ってしまってると思っていましたから。
おわり