2日目は中山道の馬籠宿から下呂へ

昼神温泉「玄竹」へ」より

 

旅行2日目の朝、今はいい天気なのですが、予報では昼から雨なんです。今日は全国的に雨のようで、場所によっては嵐になる所もあるらしい。

今日は下呂温泉で宿泊、観光としては下呂に向かう途中の木曽路・中山道の「馬籠宿」と「妻籠宿」、そして「下呂温泉合掌村」を予定してます。

チェックアウトの11時前まで、部屋でゆっくりして「玄竹」を出発です。
ロビーで車のキーを渡すと、玄関まで車を移動して荷物も運んでいただき、出発すると見えなくなるまで深々とお辞儀をして、見送ってくれました。
何から何まで行き届いたサービスに感謝。


国道256号線を「馬籠宿」に向かっている途中でした。正面右側にこんな大きな桜の木が、見えてきて思わず車を止めました。
しだれ桜ですね。3本の桜の木が並んでいるのですが、1つの大きな桜のようです。


ナビの案内どおりに行ったのですが、えらく細い道を通ることになり、ちょっと心配しましたが、なんとか馬籠宿下側の入口前にある駐車場に到着しました。

江戸から京都まで中山道には69の宿場があり、馬籠宿は板橋を1番目とすると43番目、江戸からの距離は332kmになるそうです。

全長600mの石畳の坂道に沿って、飲食店や土産物屋、旅館などが立ち並んでいます。


馬籠宿のシンボル水車小屋があります。水車小屋入り口には「馬籠宿水力発電1号機」と書かれていて、実際に水力発電設備があります。水車小屋のライトアップや室内照明などに使われているそう。


清水屋資料館
清水屋は島崎藤村の作品「嵐」にでてくる「森さん」の家・・・と書かれています。


「旅人御宿 但馬屋」は下入口から200mのところにあるお宿です。もちろん実際に宿泊できます。


長い石畳が続きます。


登ってきた道です。ちょうどこのあたりが中間地点かな。
右側の「馬籠茶屋」は飲食店、左側は看板が見えませんが、同じく「馬籠茶屋」で、こちらはお宿になります。


「大黒屋茶房」は木曽谷の郷土食、栗おこわめしが人気の食事処らしい。


馬籠宿上入り口より更に登ると、広く開けた展望広場があります。正面に見える山が、日本百名山にも選ばれた標高2,192mの恵那山です。

次は「妻籠宿」の予定でしたが、雨が降ってきそうだし、近くに駐車場もないので中止、その後、道の駅で昼食をして車に戻る頃には雨がポツポツと、しばらくすると本格的な雨となりました。

なので、あと予定していた「下呂温泉合掌村」も中止して、少し早いけど今日の宿へ直行となりました。

 

下呂温泉「月のあかり」へつづく

昼神温泉「玄竹」へ

1日目は南信州阿智村へ」より

富士見台高原ロープウェイの山麓駅から、1日目の宿、昼神温泉の「玄竹(くろたけ)」へ向かいます。


約30分ほどで到着、大きな門の前には数人のスタッフが、宿泊客の到着を待っていました。車を止めるとすぐに来て、名前を告げる前に「○○さんですね。」と言って、その後は、ボストンバックはもちろん上着から小さなカメラバッグ、三脚まですべての荷物を運んでいただき、車の移動まで、とてもスピーディーでした。


ロビーでのウェルカムドリンクは、好きな飲み物を選べるスタイル、たくさん歩いて喉が渇いていたので、私はアイスコーヒーをいただきました。


部屋は「いノ四(い棟の4号室)」で、和室+洋室+露天風呂となっています。


和室には大きなソファがあるので、楽ちんです。


寝室はベッドではなく、床に厚め?のマットを敷いています。


石造りの露天風呂です。周りは高い塀に囲まれているけど、広い庭の中にあるので解放感は十分かな。

昼神温泉はアルカリ性泉質で、美人の湯といわれています。トロリとしてヌルヌル感があり、湯上り後もスベスベで、滑らかな、しっとりした感じです。


ちようど、宿の前を流れる川沿いに、桜並木が続いています。部屋で一段落してから二人で散策にでかけました。

今年は寒かったため、桜の開花が例年より遅かったそうで、ちょうどこの日に見頃を合わせてくれたよう。ほんとうに、満開の素晴らしい桜を見ることができました。


ここの桜って、いくつかの花がかたまって咲いて、そのかたまりがいっぱいあるよねぇ、また違う桜かなぁ、と妻。確かにいつも見る桜とは違うような気もするので、調べてみました。
桜ってかなりの種類があるのですが、そのような分類では載っていなくて、結局分かりませんでした。(^_^;)


ほんとに満開状態、もうこれ以上咲く花はないぞ!と言った感じです。


阿智川にかかる恩出橋のたもと4ヵ所に、少年の像がありました。あくびをしているポーズ?違うポーズの像もありました。何か意味があるのかな?


川の対岸から見た「玄竹」です。それにしても大きな門ですねえ。2階部分に見える窓は、何かの部屋でしょうか。


対岸側には桜はなく「いちょうの道」という名前が付いていて、銀杏の木が植えられています。秋になるといい感じで色づいた銀杏が見れるのですかね。


「あひるの湯」という足湯がありました。最大定員4人だけの足湯は10年前にできたそうです。


赤いこの橋は「湯の瀬橋」といって、は昼神温泉が誕生する前からあったそう。


阿智村では、桜よりもこの「花桃」が有名、この辺りにも植えられていました。
花桃は月川温泉一帯や、阿智村から南木曽街道へと続く、花桃街道(国道256線)が、絶景のスポットとなります。


花桃の見頃はもう少し遅くて、咲いているのもありますが、このようにまだ蕾のものが多いです。
桜が終わると次は花桃なんですね。日本一の花桃と言われているので、この時期に合わせて来る方がいいかもです。


恩出橋のすぐ近く、宿から歩いて5分ほどの所で朝市をやっています。
朝6時からということなので、朝早い私たちにとって、これは是非行かねばということで、早朝の静かな宿を出てやって来ました。


10分くらいはいたかなぁ。これといった物はないです。案外物が少ないですね。
あまり時間潰しにはならなかったので、戻ってからは朝食の時間まで、露天風呂かな。


帰り道に見つけました。
この川沿いを「さくらの道」って言うのは知ってましたが、ここに表示があったんですね。


何度見ても飽きません、さくら。

 

2日目は中山道の馬籠宿から下呂へ」に続く

1日目は南信州阿智村へ

朝9時前に家を出発、向かう先は阿智村の富士見台高原ロープウェイで登る山頂の「ヘブンスそのはら」です。

冬はスキー場として、春から秋にかけては「日本一の星空ナイトツアー」が開催されていますが、私たちは春の自然を楽しみにやって来ました。
満天の星空も魅力ですが、それよりも山々の景色や自然を探索する方を選びました。


ロープウェイの山麓駅に着いたのは昼前、休日ということもあり、観光客で溢れているかと思いきや、駐車場の車はまばらで、営業していないの?と思ったほど。

料金はロープウェイ往復で、1人2,200円ですが、山頂駅からまだ上に展望台があり、そこに行くため2基のリフトがあります。そのリフトにも乗ると、セットで3,200円になり悩みどころですが、せっかくなので展望台まで行くことにしました。(JAF割引が使えたので2人で6,000円弱でしたよ。)


ロープウェイというよりゴンドラですね。次から次に来るので待つこともなく、というか、私たち以外に客はいませんでしたけどね。
山麓駅から標高1,400mの山頂駅まで15分ほど、南アルプスの山々を眺めながら登っていきます。


山頂駅に到着、なんとまだ雪が残っています。
星空ナイトツアーは、ちょうどこの辺りで開催されるようです。カウントダウンと共に一斉に辺りの照明が消されて、真っ暗の中、満点の星を見ることができるんですね。


1つ目のリフトは、ほぼ平坦なので、歩いても十分行けそうです。それにしてもいい天気で良かった。


1つ目のリフトを降りるとすぐ、センターハウスレストランがあり、ここで昼食にすることに。


注文したのは南信州産豚を使ったカツ丼、妻はソースカツ丼です。
う~ん、カツは美味しかったかもです。

水芭蕉が咲き始めているということで、この先にある「いわなの森」へ向かいます。

一周約30分で回れるらしい。
この長いデッキの道を水芭蕉の群生地をめざして歩きます。


雪解けの水が流れ込んだ池は、とてもキレイな色です。実はこの池、スキー場の人工降雪機に必要な水を、貯めておくために作られた池だそう。
途中に出会ったここのスタッフが教えてくれました。


真っ直ぐに伸びた木々の間を、デッキロードはまだまだ続きます。


20分近く歩いて「いわなの森」一番奥にある水芭蕉の群生地に到着です。


水芭蕉と言えば「夏が来れば思い出す~♪」の歌でお馴染みですが、夏というより春の花なんですね。


この森には2ヵ所の群生地がありますが、一番奥の方が広い範囲で咲いています。
この写真は戻る途中で撮ったものなんですが、実は森の入り口からだと、10分ほどの中間地点にあるんですね。

水芭蕉の群生地が、この森以外にもあります。「水芭蕉の小径」という、ちょうどリフトに乗っている途中になります。
後で知ったのですが、そこには3株だけの珍しい黄色の水芭蕉があるそうで、知っていればそちらに行ったのですけどね。残念!


2つ目のリフトで、展望台へ向かいます。


展望台まで来ると、3,000m級の山が並ぶ南アルプスが見渡せます。


いやあ、素晴らしいですね。晴れていてホントに良かった。


標高1,602mということは、山頂駅からリフトを使って200mほど登ったことになります。

スキー場としては、ここが頂上になる訳ですが、規模としてはあまり大きくないスキー場ですね。


展望台を降りると「いわなの森」で会ったスタッフに声を掛けられ、「山野草の森で、カタクリの花が咲き始めていますよ。」と、教えていただき、聞くとすぐ近くということで、早速やってきました。


見るのは初めてかも知れません。うつむいて遠慮ぎみに咲く小さなユリのようですね。

調べてみると、やはりユリ科の花でした。それと、まさかとは思いましたが、あの片栗粉の原料でもあるらしいです。でも、取れる量が少ないので、今ではジャガイモやサツマイモのでんぷんを使用しているとか。

3時間ほどでしたが、十分自然を楽しむことができました。時期的には少し早かったようで、もっとたくさんの花に出会いたかったかな

 

昼神温泉「玄竹」へにつづく。

退職祝いの旅行 No.2

2017年4月12日

日本で一番きれいな星空が見える村として有名になった、長野県の南端、南信州に「阿智村」という所があります。

阿智村には、南信州で最大の温泉地「昼神温泉」があります。この昼神温泉、1973年に発見されたということで、新しい温泉地ですね。

今回1泊目の宿として、この昼神温泉にある「玄竹(くろたけ)」という宿を予約しました。

そして、2泊目は日本三名泉のひとつであり、また美人の湯としても知られる「下呂温泉」です。

宿はその下呂温泉にある、下呂ロイヤルホテル雅亭の別館である離れの宿「月のあかり」を予約しました。

天気さえ良ければと願うばかりですが、どうも期待できそうにないです。

退職祝いの旅行

2017年4月8日(土)

来週、2泊3日で昼神温泉と下呂温泉へ行くことに。

3月31日で定年退職を迎え、じゃあ、退職祝いとしてどこかに行くぞ、とまあ、前々から言っていたのですが、なかなか日程が決まらなかったんですね。

定年退職とはなったけど、契約社員としてまだ何年かは働けるので、実質は今までとなんら変わることなく、仕事の予定もあって、やっと決まったのが来週だったんです。

ということで、来週行ってきます。

宿の詳細は後日に。

退職祝いの旅行No.2