奈良の月ヶ瀬梅渓へ

先週の金曜日、奈良の月ヶ瀬へ梅を見に行ってきました。
名張川を挟んで渓谷の両側に、約1万本の梅が咲き、関西屈指の梅の名所といわれています。満開だとかなりの迫力かと思います。
ネットでは3月下旬まで見頃と書かれていたので、大丈夫だと思って行ったのですが、今年は暖冬の影響ですでに遅しでした。それでも一部ですが、きれいに咲いている場所もあったので良かったです。

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川沿いの道は散ってしまってほとんど花はありませんでした。どこを目指せばいいのかわからないので、まずは月ヶ瀬観光会館に行き、まだ見頃の場所があるか聞くことにしました。しかし、観光会館の方がずっと電話応対中で、直接話を聞くことができません。でも、その電話の中で「天神梅林の方はまだ咲いているので・・・」という話が耳に入ったので、置いてあった観光マップをたよりに、その「天神梅林」を目指すことに。

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この辺りだろうと思われる駐車場(多分シーズン中は有料)に車を止めて、結構辛い坂道が続く山道を登ること20~30分ほどかかりました。
その間、観光客らしき人には一切会うことはなかったですね。
写真は登っている途中で撮ったものですが、このように咲いている花はまばらで寂しく、少し不安になりました。

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「天神梅林」を示す標識的なものは一切なく不安でしたが、途中の売店で休憩がてら聞いてみると、すぐそこということで一安心、やっと到着しました。
そこは一面満開の梅林、見事に咲いていました。

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ここだけが満開なんですかねぇ。
さすがにここは観光客も数組来ていましたが、どうも私達とは違うルートで、登って来ているようです。

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特にこのピンク色のしだれ梅はきれいでしたね。

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この中を歩きましたが、近づくとほんのりと甘い香りが漂います。

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帰りに観光マップにあった、眺めを一望できるという「展望台」に寄ってみました。
どうなんだろう、もう少し早い時期だと、ここから見る景色も違うのかな?

例年だと3月中旬頃が、満開で見頃になるということなので、今回行った3月18日は例年だと見頃の時期だった訳ですが、今年は暖かくて開花が1、2週間早かったそうです。開花が早いということは、見頃も早く、散るのも早いということ・・・。

ということで少し残念だった!

一番の見頃時期だと、人も多くて駐車場を探すのも大変かもしれませんが、今度は開花状況を十分チェックしてから行くことにします。(^_^;)

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月ヶ瀬観光協会
〒630-2303 奈良市月ヶ瀬長引21-8
TEL 0743-92-0300
URL http://www.tsukigasekanko.jp/
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1年ぶりの旅行は4月の予定(vol4)

昔行った北陸と奥飛騨を、少し振り返ってみました。

○金沢
妻と温泉旅行を始めて13年、北陸は今まで何度か検討したものの、好みの宿を見つけられなかったため、13年の中では今回が初めてになります。

40年近く昔になりますが、結婚前に妻と一度行ってるんですね。まだ、北陸自動車道が途中までしか開通していない頃です。前日の夜に出発して、1泊で能登半島を一周したのですが、その1泊だけの宿の外観がとてもみすぼらしくて、がっかりしたことを覚えています。

金沢の兼六園にも行きましたが、ここはほとんど記憶にない(妻は結構覚えてました)です。

○奥飛騨
奥飛騨は2005年10月以来となります。上高地に行ってみたかったので、この時は2泊して中一日を、丸々上高地の観光にあてました。
素晴らしい景色でとても良かったです。かなりの距離を歩いたので、へとへとになりましたけどね。

1泊目は予算を考えて、安めのペンションに宿泊しました。建物は周りの景色にも合った、とてもいい雰囲気だったのですが、部屋は狭く、ベッドも小さくて、物音はよく響くし、とても寛げるような場所ではな かったですね。

hida0032泊目の宿はとても満足、福地温泉にある「隠れ庵 ひだ路」という古民家風の宿です。
本格的?な露天風呂の付いた部屋に泊まったのは、ここが初めてでした。

この頃からですかね、宿の条件に部屋の露天風呂が必須となったのは。

hida004そして、この旅行で心残りだったのが、新穂高ロープウェイで登った頂上からの景色なんです。
北アルプスの山々が、大パノラマで見えるはずだったのですが、上に登るにつれ霧が出始め、頂上に着いた頃には、この写真のとおり真っ白で何も見えなかったんです。

という訳で、もう一度行ってみるつもりです。当日の天気にもよりますが・・・。

1年ぶりの旅行は4月の予定(vol3)

奥飛騨→金沢の予定だったけど、金沢の「湯涌温泉 かなや」で、宿泊したい部屋が空いていなかったため、逆コース(金沢→奥飛騨)の日程で予約完了です。

湯涌温泉 かなや
湯涌温泉は金沢市東南部にあって、JR金沢駅からだと車で30分ほどの距離です。

予約したのは、専用のお風呂のある離れ3室の中のひとつで、1階に囲炉裏の部屋と和室、それと半露天のお風呂、2階は洋室のベッドルームと、更に和室もあるメゾネットタイプの部屋。

宿泊料は一番安いプランを選んで、1人27,000円。部屋の広さを考えると安いと思うけど、プラン的に食事は期待できそうにないですね。

飛騨つづり 朧(おぼろ)
金沢からだと寄り道しないで、2時間半から3時間の見込み。当日までに、どこか観光できるところを探します。

奥飛騨温泉郷にあって、部屋はすべて離れで8棟のメゾネットタイプのみ、全部屋露天風呂付き。
部屋のタイプは2階が、洋室(ベッドルーム)+和室もしくは、和室+和室の2タイプだけのよう。
予約時に部屋の選択はできなかったけど、1泊目の金沢がベッドなのでどちらでもいいかと。

早割30のプランで、宿泊料は1人25,000円、ここも割りと安い料金設定だと思います。

Vol4に続く・・かな?

韃靼蕎麦のお店「十割手打ちそば 美山窯」

2019年8月「美山窯」さん、事情により閉店されたようです。

久しぶりに蕎麦が食べたくなり、精華町にある「十割手打ちそば 美山窯」へ行ってきました。

今回2度目となるここの蕎麦屋さん、普通の蕎麦粉以外に、韃靼(ダッタン)蕎麦粉を混ぜた十割の蕎麦が食べられるんです。

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お店は住宅街の中にある今風の普通の一軒家で、目印は十割手打ちそばの幟(のぼり)と、玄関に掛かった控え目の暖簾です。
営業時間の5分ほど前に着いたのですが、玄関前にはもう営業中の札が掛かっていました。
中に入ると他の客はまだ誰もいません。私達が本日最初の客のようです。

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私が注文したのは「おろしそば」800円+「ご飯セット」300円で、このご飯セットが最高なんです。

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まずは、いい香りの蕎麦茶ですが、普通の蕎麦茶でなくて、ダッタン蕎麦茶だそうです。

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たっぷりのネギと鰹節、大根おろしは控え目の「おろしそば」です。
これだけでも結構なボリュームなので、妻はこの「おろしそば」だけを注文です。
これだけ薬味が多いと、蕎麦よりもほとんどネギと鰹節の味だけになりそうですが、案外蕎麦の触感や風味も口に残ります。

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ネギと鰹節を掻き分けると出てきました。
ダッタン蕎麦粉15%と、甘蕎麦粉85%の十割蕎麦で打った麺は太めで、コシは強い方だと思います。
上から出汁をかけて食べます。

「ダッタン蕎麦」は、血液をサラサラにして糖尿病、高血圧、動脈硬化などの生活習慣病に効果のあるポリフェノールの一種「ルチン」が、普通そばの100倍も含まれているそうです。

なので、毎日食べれば健康に良さそうですが、毎日は無理ですね。

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この1日10食限定のこの「ご飯セット」が、食べたくて開店直後に行ったんです。
蕎麦の実が入ったご飯は、とても香ばしくて癖になります。
とろろもたっぷりあって、「とろろご飯」で食べてもよし、蕎麦にかけて「とろろ蕎麦」で食べてもよし。
もちろん両方でいただきましたけどね。

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ご飯セットについている卵焼きは、とても美味しかったです。

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最後にお茶・・・ではなくて、これは蕎麦湯なんです。
ダッタン蕎麦自体は黄色くないのですが、蕎麦湯は黄色くなるそうなんです。
とても美味しくいただきました。

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店の中はこんな感じ、他にも4人掛けのテーブルと、カウンター風のテーブルがあります。

とても美味しくて満足しました。
ごちそうさま。

1年ぶりの旅行は4月の予定(vol2)

宿、決定です。

下呂もしくは少し足を延ばして、飛騨・高山あたりをと考えていたのですが、これといった宿が見つからず、結局、更に遠くなって奥飛騨になりました。

奥飛騨というと、11年前(2005年)に行った上高地が、とても印象深いですね。その時に宿泊したのが、「隠庵 ひだ路」という宿だったのですが、今回はその「隠庵 ひだ路」からすぐ近くの「飛騨つづり朧(おぼろ)」という宿に決めました。

そして、今回は1泊だけのつもりだったけど、せっかく遠くまで行くのに、1泊だけだともったいない、ということで2泊に変更。一気に2泊目の宿も決定。

2泊目は岐阜県から石川県へ移動、北陸新幹線の開通で(関東圏からは)身近になった、あの金沢の近くにある、「湯涌温泉 かなや」という宿です。